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お遍路旅6日目

私が、自転車の旅に固執する理由は、
「自分の足で世界を見て回りたい。」
という想いが強くあるからです。
じゃあ、歩けば良いじゃないか!
という声も聞こえてきそうですが、
歩くというのは、現代に於いて、効率が悪いと感じています。
昔のように世界が狭く、
日本国内だけで満足できれば、
徒歩でも良かったのかもしれないけれど、
今、見て回りたい世界はその、
何十倍も広い地球単位になっていて、
とても、歩いて回るには広すぎます。


今回の「お遍路」について、
お遍路ならば「歩かなければいけない。」
とお考えになっている方が結構いらっしゃいました。

もし、「昔ながら」にこだわるならば、
着るものも、靴も、そして、歩く道も、
食べるものも精進料理に限るとか、
こだわらないとならないかもしれません。

たとえ、徒歩にこだわっている人でも、
これまでの人類の築いた文明の蓄積の上で
お遍路をすることになります。
着るものは寒くないようヒートテックの素材だったり、
雨になれば、ゴアテックスの雨具を着込み、
そして、現代の整備された道の上を歩かざるを得ません。

その意味で言えば、たとえ徒歩にこだわったとしても、
昔ほどの困難さがなかったりするかもしれません。
逆に、現代となることで、
別の意味での困難があったりするかもしれませんが?

ということで、
化石エネルギーを直接消費することを捨て
自分の体を動かしてお遍路するのに、
徒歩も、自転車も、その効率に違いがあるだけで、
それほど大きな違いがあるとは、
私は考えていません。

まず、神様が私に与えてくださった、
この体をしっかり使う事。
それが大事だと、思っています。

もう一つは、車の旅は、その土地との接点が、
点だけになってしまうのに対して、
徒歩や自転車だと、線で関わることになる。
ということです。

その意味で言えば、自転車よりも徒歩の方が
その土地とより強く濃い線で繋がることにはなると思います。






12月18日
17日は130km走って、
ねぐらは、尾鷲市の尾鷲自動車という会社の
廃屋の軒下(尾鷲市中川27-14)をお借りしました。
そこにたどり着いたのが夜中の2時頃、
それから、コッフェルを取り出し食事の用意を始めました。
すると、2時半になって、道路の向かい側の一廓の店がオープンし
ゾクゾクとバイクに乗って人が集まってきました。
新聞配達屋さんはこんな時間から働き始めるのですね。

私が床に入ったのは3時過ぎ、
起きたのは7時です。
私は屋根の下に寝ていたのですが、
朝になると、
ぐっしょり濡れてました。
空は快晴で、夜は星が見え、朝は雲が見あたりませんでした。
屋根の鉄骨が結露して、
それがポタポタと垂れ降りて、
寝ている上に降りかかっていました。

幸い、ゴアの寝袋カバーをしているので、
寝袋までは濡らすことはなかったのは幸いです。


この日は、8時から走り始めることができました。

目的地は、熊野速玉大社、ねぐらから55kmです。

紀州はとても暖かいです。
日中の気温が14℃あります。
長袖のシャツが要りません。
トレーナーや、ネックウォーマーも
走り出したら汗の素、
ちょっと、寒いけれど、
結局走ってないときも身に着けないようになりました。

今回の最大の難所は矢の川峠
トンネルの入り口で標高330mだったのが、
そこから下ったはずが、出口では370mになっていました。
その矢の川トンネルは全長2kmほどあり、
構造が最近事故があった横山トンネルと同じ
屋根のあるトンネルです。
この手のトンネルは、延長が長く、
天井が平らなのでそれと分かります。
このトンネルもいつかこの天井を取り払う工事を
することになるかもしれません。


途中、100円ショップに寄って、
iPhoneの充電ケーブルやら、カセットガスを仕入れ、
新宮市に入ったなと思ったところで、
何故か後ろタイヤがパンク!
マウンテンバイクはパンクは無いと期待していたのですが、
タイヤも新しいのに、特に、釘が刺さったわけでもなく、
敢えなくパンクしてしまいました。
チューブを剥いてみて、
その部分だけ気泡のようなものがあり、
不良チューブだったのではないかと疑われます。

そんなこんなで、
熊野速玉神社の前まで行き着いた時には2時になってました。
で、大社にお参りに行く前に、
昼の時間が終わって、夕方まで
「東方茶屋」が店を閉めてしまうかもしれない。
と心配になり、先に、その場所の確認の意味でも、
「東方茶屋」に行きました。

この、「東方茶屋」に何があるかというと、
馴れ寿司です。
しかも、30年ものの馴れ寿司がある唯一の店として、
知られています。
発酵食品大好きの私としては、
そこに寄らないわけにいきません。
そもそも、新宮に来たのも、
世界遺産などではなく、これを食べたいと思ったから、
ここを回って高野山に行くよう組み込んだのです。
ですから、私にとっては、世界遺産はおまけです。

で、頂きました。30年ものの馴れ寿司、
ほとんどどろどろで、皮が少し形をなしているだけです。
ほんの小さな小皿にのって1,575円
お味の方は、酸っぱく、塩辛く、酒の肴に良さそうです。
これでは食事になれないので、
サンマの馴れ寿司1,080円も注文しました。
これは一年つけ込んだサンマをご飯の上に載せ
ひと月置いたものだそうです。

しっかりとご飯も発酵し、これぞ本物の馴れ寿司だったんだと
馴れ寿司の本当の味を堪能させて頂きました。
ご主人の言うに、紀州のサンマは脂がのらず、
普通に焼いて食べるには不味いのだそうです。
それで、それを一旦干して漬け込んで、
馴れ寿司にすることで、おいしくいただけるのだそうです。

で、馴れ寿司は最初は、鮎で作られたそうです。
今はほとんど鮎の馴れ寿司は無いようですが、
鮎ならば、海の幸に円のない信州であってもよく食べます。
信州には野菜ではいろいろな発酵食品がありますが、
鮎を発酵させた食品を私は知りません。

本来、鮨というのは、この馴れ寿司のことを指します。
現代では、酢をご飯に混ぜて、酢飯を作る鮨が
普通の寿司とされていますが、
発酵させるのを待っていられない江戸っ子が
手軽に鮨を食べるために考え出した方法だそうです。

そんな話をご主人としている内に、
この機会を失うと、もう二度と
このような馴れ寿司を食べられないと思い、
サンマの馴れ寿司も注文しました。
こちらの方は、特別に3年ものの馴れ寿司を出してくださいました。

頭も柔らかく、少しコリコリが残っていて、
頭の先から尾の先まで総べて頂きました。

これだけ発酵しているものを食べることで、
多くの人が胃腸の調子を良くするそうです。

私も、旅に出てからほとんどなかった便通がやってきました。
おそらく、町に届く乳酸菌がいっぱいあるんだろうと思います。

この店では、宅急便がなかった頃から
好きな人の要望によって、通販をしているそうです。
興味のある方は、電話して訊いてみてください。

東方茶屋
和歌山県新宮市横町2-2-12
Tel 0735-22-2843


その後、
朱色がまぶしい世界遺産の熊野速玉大社に詣で、
その後、「新宮湯」という銭湯に行きました。
ここはごく普通の銭湯で入浴料400円
でも、サウナに、水風呂もあって、
私にはとてもコスパな銭湯でした。
そこを出てから、こんどは、コインランドリーを紹介してもらい、
コインランドリーで、洗濯と洗濯物の乾燥、

そんなことをやっていたら、もう、しっかり遅くなりました。

新宮市内を出たのが8時過ぎ、
そこから那智勝浦町まで15km
そこから那智の滝に向かって入ってすぐのところ
補陀洛山寺の脇に公園があって、
そこに10時頃たどり着き、
テントを張らせて頂きました。

このお寺も世界遺産の一部とのことですが・・・、


あ。時間がない、
今日の分はまた、後日
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Author:ねこって
 世に巣喰う(金融,医療,エネルギー等の)利権を排除し、メディアによる染脳から脱却し、オルタナティブな社会の実現を目指しています。
 キーワード、国民配当(ベーシックインカム)、千島学説、地球環境蘇生運動 

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