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お遍路旅17日目

1月10日

高知市五台山展望台の裏側にあるトイレの脇の屋根のある場所で、
6:50に目が覚めました。
目覚めるとすぐに、二つの杖を突きながら来たおばちゃんが、
私が居るすぐ近くで朝の体操を始めました。

私は、それから、おばちゃんと話をしながらお片づけしました。
おばちゃんから、今朝の日の出は7:11に、
この展望台からの日ノ出は五重塔の脇から登るから綺麗だよ。
と教えて頂きました。
でも、ちょっと間に合いそうもないね。と、
あまり取り合わずにいたのですが、
片づけを終えて、展望台に登ってみると、
確かに太陽さんが五重塔の脇におり、とても綺麗です。
助言に従っていれば、
もっとすばらしい御来光を眺めることができたかもしれません。
ちょっぴり後悔しました。

展望台を7:40に出ると、31番竹林寺は展望台のすぐ下にありました。
先ほどの五重の塔も竹林寺のものだったんですね。
竹林寺には、仁王門を通らず、裏側から入っしまいました。

見ると、財布の中にお賽銭用の小銭がありません。
本殿用の500円を納めたら、太子堂用の100円がなく、
仕方ないので、とりあえず、太子堂では五円(御縁)を納めて、
納経所のおつりを持って、再び太子堂に向かい、100円納め直して来ました。

32番善師峯寺までは、10kmほどです。
さーっと坂を下って、海岸に出た後は、
一ヶ所軽い峠がありましたがさした峠でもなく、
9時過ぎには着くことができました。
善師峯寺では、団体さんが幾組も来ていたりしており、珍しく賑やかです。
私にとっては、静かに心を落ち着けてお参りできなくなり
私の祈りの言葉もまとまらなくなったりしてしまいました。

春、夏は、だいたいこんな感じになるのでしょうね。
やはり、私は、冬の閑散期に来て正解です。




そういえば、私は子供の頃から、神社や、お寺に参拝した時に、
家内安全とか、無病息災とかいった、私事的願いを唱えることが、
どうも、そぐわない気がして、何も願わず、
ただ静かに手を合わせることを、ほとんどしてきたような気がします。

我欲諸出しの祈りは、どうも好きになれませんでした。
神様は、お賽銭と引き替えに、願いを叶えてくれるなどという
取引はしないだろうとか、
また、ある人が熱心に毎朝毎晩、
とある宗教の呪文を熱心に唱えているのを見たりもしましたが
その人が幸福そうに見えなかったなんてこともあって、
神様の前で我欲が叶うことを願うことが罰当たりのような気がしていました。


ところが、今回の旅では、
私は我欲諸出しの願いを唱えています。


私をここにお導き下さり、ありがとうございます。

私に恐れ怒りを手放して、
それを好奇心と笑いに変える心の余裕を
お与えて下さりありがとうございます。

私に痛み、痒さ、暑さ、寒さ、空腹、孤独感、責められる心の痛みなど
辛い感情感覚を受容する勇気をお与えて下さり、ありがとうございます。

私が多くの人々と共に、歓びの時代を迎えられるよう、
お導き下さり感謝します。
今後ともお力添え頂きたく、お願い申し上げます。

最近は、こんな感じのことを唱えています。

それが、周りでワイワイされていると、
何を感謝して、何をお願いしようとしていたのか、
思い出せなくなっちゃうんです。

おそらく、
周りで何が起こっていようと、
するする出るようになった時には、
その祈りは、完全に私のものになっていて、
それはいつも現実化しているようになっているのかもしれません。





32番善師峯寺に行く途中で千円札を出して買い物をして、
小銭を作ったつもりでしたが、
善師峯寺でも、財布の中には100円玉がありませんでした。
竹林寺の納経所でお釣りに貰った500円と
買い物のお釣りで貰った500玉が2枚有ったので
本堂、太子堂共に500円ずつ納めておきました。

普段よりも400円多くお賽銭をお授けしたおかげでしょうか?
善師峯寺の納経所を出ようとすると、納経所のおばさんから、
外に接待のお茶とお菓子が用意してあるから休んで行きなさい。
と言われました。
有り難く、一杯のお茶と、いくつかのお菓子をお呼ばれさせていただきました。
元々、それは誰が来ても飲んだり食べたりできるように
置いてあったものではあるのですが。

この善師峯寺の近くには、「新宮神社」という神社が有ります。
パワースポットとして知られたところのようなので、行ってみました。
善師峯寺から1.2km、チャリで5分ほどでした。
社務所もなく、神主不在の静かなたたずまいの神社です。
入り口に保育園があって、子ども達の声が賑やかでした。

謂われは色々あるだろうけれど、
おそらく、この新宮神社も、善師峯寺もこの地に共通する何かを感じて
ここに建てられたのだろうと思います。
私が参拝に行ったとき、新宮神社では、どんどん焼きの準備のために
ご近所さんが集まってきていて、賑やかでした。

その内の氏子総代と思われる方と、少しお話をさせて頂きました。
その方は、もう少し私と話をしたいようでしたが、
他の方々が待っていらっしゃるので、残念そうに立ち去りました。
もう少し、余裕があれば、
この神社の由来など詳しく聞けたのに残念でした。


善師峯寺から、33番雪蹊寺までの道の途中の高知新港を過ぎた所に、
新鮮な鰹のたたき、鯨の刺身など、
高知新港で水揚げされた新鮮な魚を売りにしている店が並んでいる中に
地元産のお菓子を売っている店がありました。
そこで、柚子のシャーベットと、土佐の昔ながらの駄菓子を買いました。
柚子のシャーバットには期待していたのですが、
残念ながら、柚子の味が薄めでちょっと寂しいものでした。

33番雪蹊寺に向かう海岸沿いの通りで、私が休んでいる間に、
一台の自転車に、さらっと追い抜かれました。
その自転車はリアバックを積んでおり、
私と同様にお遍路の人かと思って、
私は必死に追いつこうと、追いかけていきました。
追いかけているいる内に、
本来雪蹊寺に行くのに曲がらなければならないカ所を直進してしまい、
そのチャリを見失った所で、そのことに気づきました。
ママチャリに乗ってやってきたおじさんに雪蹊寺の場所を訊くと、
あっちの方だけれど、私はこの近所の人間じゃないので、正確な道は知らない。
と言われてしまいました。
こういう時に、スマホの道案内は便利です。
見ると、どうも次の34番種間寺かなり近くまで来てしまっていたようでした。


雪蹊寺ではすぐ隣に神社があったので、
先に神社に参拝しました。
その神社は秦神社という一宮一社の神社のようです。
どうも、明治になって、廃仏毀釈で雪蹊寺が廃されることになった折、
その本尊を守るために建てたお寺だとのこと、
この雪蹊寺は、長宗我部の菩提寺となっており、
長宗我部元親の墓があったりしています。
このように、お寺が先で神社が後にできた例もあるんだなーと
感心したりしました。
そういえば、信州でも、明治以降に、お寺の隣に神社が建てられたことが
結構あったことを思い出しました。

納経所のお姉さんには、
長宗我部元親の墓があることを教えて頂きましたが、
ところで、今は本尊はどちらにあるのでしょうか?
と、伺ったのですが、秦神社ができた由来を知らないようで、
きょとんとされていました。


34番種間寺に行く途中では、度々道に迷うので不安になって、
一輪車を押しているお姉さんに道を尋ねました。
ところが、そのお姉さんは、種間寺を知りません。
あれ? と思って、「地元の人ではなかったのね。」と言うと、
外国語なまりで、「あっちに行けば知っている人が居る。」
と言うので、合点しました。
外国人の研修生か、外国から来た嫁さんだったんでしょう。

どうも、今日は、道を尋ねても、知らないと言われることが続きます。
当初の予定では、この後、椙本神社、小村神社に寄る予定でしたが、
それをしていると、清滝寺、青龍寺に寄れなくなってしまうと思い、
先に、35番清滝寺に向かいました。
ところが、この清滝寺に向かう途中でも2回道に迷いました。
1回は、途中で、36番青龍寺の看板を見て、
そこを曲がったことです。
暫く走って、どうしたって方向がおかしいと思い、
看板のある所まで戻って、地図と比較確認したら、
35番は清滝寺で、36番が青龍寺です。
いい加減な読み方しかしていない私は、どちらも「セイリュウジ」
あらら、でした。
わざわざ似たような名前の寺を近くに置いて、
しかも、途中で先に後に向かう寺に行く枝道を配する当たり、
にくいですね。空海さん。って思いました。
たぶん、こうやって間違えたの私だけではないと思います。
「おっちょこちょいは、ここで反省しなさい。」ってことなのでしょうか?

更に、清滝寺に向かう国道を走っている際に
曲がらなければならない場所が分からず、
大分行き過ぎて、どうしたって来すぎているような気がする。おかしいと思い、
ここでもスマホのナビに頼り、道を戻りました。
スマホが無ければ、それもできない訳で、
スマホ様様、現代の技術に支えられて生きていることを痛感させられます。


ここで、気づいたのですが、
ナビやら、地図に、信号名が記されていないと、不満に思っていましたが、
そもそも、高知では、信号に地名が記されていないんですね。
これでは、ナビやら地図の記載に文句を言っても仕方ありません。
これは、もしかしたら、四国のどこの県でもそんな状態なのでしょうか?
徳島県でどうだったかまで思い出せません。
おそらくほとんど無かったんだろうと思えます。

東京に近い観光地信州では、30年も40年も昔から、信号に地名が書かれ、
昔はローマ字書きがなく、どう読んだらよいか分からない地名があったりしましたが、
今ではローマ字書きも併記され、押しボタン式の歩行者専用信号でない限り
もれなく信号には口差点名が表記されています。
地元の人だって、誰かに自分のところに来て貰うのに信号名が有ると無いとでは
かなり便利さが違うと思うのですが、
四国では、そのような便利さはまだ認識されていないのですね。
信州は、道が悪いと評判で、確かに道路整備は他県に比べ遅れていますが
こんなところで、自分の住んでいる信州の先進性に関心することになるとは
思いませんでした。
他の地方、他の県ではどうなのでしょう?

清滝寺は、小高い山の上に在りました。
結局、今日は道に何度も迷ってしまったため、
清滝寺を出ることができたのは4時過ぎになってしまいました。
青龍寺まで13kmで、地図を見ると、やはり道が険しい所にある様子です。
道中に山坂が無く、距離が13kmならば、
小1時間あれば何とか行けるかと思いますが、
どうも、5時前に青龍寺まで行き着けそうにないと思い、
青龍寺は翌日として、先に、小村神社に行くことにしました。
小村神社には、丁度陽が沈む頃たどり着きました。
お日様に、お別れの挨拶をしてから、小村神社を参拝させて頂きました。

小村神社には、私の後から車でやってきた女性が居りました。
その方は、この地に何かを感じていらっしゃるのでしょうか?
両手の掌を上に向けぶつぶつ言いながら歩いており、取っつき難く、
私など眼中に無いようにしているので、
ついつい、挨拶さえもできませんでした。
あちらとの繋がりも大切かもしれないけれど、
こちら側の方はもっと大切にしておかないと思ったりしましたが、
それは、人それぞれです。


小村神社から、椙本神社まで3kmほど、案外近くて助かりました。
椙本神社に着くことはしっかり暗くなっていました。
椙本神社は、「いの大国様」として、この地の人々に親しまれているようです。
ライトで神社の正面が照らされて、何となく神社はほっこりしてました。
手を合わせ、目をつむり、祈りを唱えて、再び目を開けた瞬間、
そこに戻ってくる感覚が、なかなか面白いものを感じます。


この椙本神社の後、蘇鶴温泉という秘湯に入りに行くという
計画があるにはあったのですが、
昨夜、STSの高知支局で買ったイチゴが500円だったと思っていたのが、
実は550円だったことに、展望台で、再びイチゴを取り出して気づいて、
再度寄らないといけないと思っていました。
更に、ビールを奢って頂いたお礼を伝えたかったし、
高知支局の内部の写真も撮っておきたかった。
そんな訳で、蘇鶴温泉は諦めて、STSの高知支局に行ったのですが、
高知支局はすでに店仕舞いした後でした。
そこで、ノートの切れ端に伝言を書き、100円入れて、ポストに投函しておきました。

この後、暫く、マクドナルドでインターネットに繋げる機会はないと思い、
マクドナルドで、インターネットへの接続やら、充電をして、
今後の予定などを立てられるようにし、
市内のコインランドリーを検索し、近くのコインランドリーに行きました。

そのマクドナルドを出る時に、
いきなり、自転車のペダルに着けているトウクリップが割れて壊れてしまいました。
プラスチック製のトウクリップで、10年以上使っているので、
劣化していて度々擦りつけるぶつけるなどしていたので
劣化して割れてしまったようです。
これで、明日は自転車屋を何が何でも探したいと思うようになりました。

さて、コインランドリーに着き、
洗濯物を洗濯機に放り込み、
洗濯の間時間があるので、PCを開こうとすると、
電源アダプターが見つかりません。
ちょっと、慌てました。
着ている服ズボンも洗っているんですよね。
オーバーパンツと上着の状態で、
とりあえず、人に見られても平気なようにはしてましたが
寒い道をその格好でチャリを走らせるには勇気が必要でした。
それでも、無ければ、後々困るので、マクドナルドに戻りました。
ところが、マクドナルドには電源アダプターはありませんでした。
再度、バックの中を探ってみると、なんと、バックの中にそれはありました。
何をやっているんでしょう。私は・・・。
それでも、有って良かったです。


で、早く洗濯を終わらせて、
今夜は青龍寺の近くまで行って休みたいと思っていました。
と、思っていたところ、突然11:30に内部の電気が消えました。
そのときにはそれが、
そのコインランドリーが閉店状態に入ったことを示すものだとは気づきませんでした。

少々暗くなった状態で、乾燥させた洗濯物を畳んで袋に仕舞って、
一旦外に出て、自転車に積み込んで、
再度、コインランドリーに入ろうとした時、
な、なんと、コインランドリーに入れません!!
コインランドリー内に、貴重品その他を置いたまま、
閉め出されてしまっていました。
スマホでコインランドリーの電話番号を調べて
管理者に連絡を取ろうとしましたが、繋がりません。

仕方ないので、幸い天気も良かったので、
翌朝ランドリーが開店するまでその入り口に寝袋を広げて、
そこで一夜を明かすことになりました。

就寝は12時となりました。


本日の走行距離84kmです。


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テーマ : 自転車旅行
ジャンル : 旅行

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プロフィール

ねこって

Author:ねこって
 世に巣喰う(金融,医療,エネルギー等の)利権を排除し、メディアによる染脳から脱却し、オルタナティブな社会の実現を目指しています。
 キーワード、国民配当(ベーシックインカム)、千島学説、地球環境蘇生運動 

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