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お遍路旅27日目

1月20日

砥部町中央公民館の誰も、
人は通らないと思っていた裏側にテントを張って寝ました。
昨夜寝たのは10時頃、
さすがにこれだけ早く床に着くと、目が覚めるのも早く、
2時半頃目が覚めました。
とは言え、これは、行動するにはあまりにも早い時間です。
という訳でもう一眠り、
と、寝ていたら、鳩がグルグルと鳴く声で目が覚めました。
もうテントの外は明るいようです。時計を見ると、7時直前となっていました。

あらら、と思い外に出ると、一人のおばさんが、
テントの脇を小走りで通り過ぎようとしてました。
「おはようございます。この場所をお借りしました。」
と、声を掛けると、
「おはようございます。どうぞどうぞ。」と言って、
走り去っていきました。

その後、テントの中に戻って片づけをしている間に
更に四人の女性が7:30頃までの間に通りかかり、
その度に、そんな挨拶を交わしました。
彼女らは一体何処に向かっていたのでしょうか?
それらしき施設がよく分からないでした。


8時過ぎに、そこを引き払いました。
それから意を決して、大宝寺のある久万高原町に向けて
国道33号を登っていきました。

昨日調べたことから、
新しくできたトンネルは、自動車専用道路となっていて、
自転車歩行者が通れない! 
そのことにショックを受けつつ、
この道が氷ったような状態で、
旧道はまともに自転車が走れるのかどうか不安でした。

そして、峠の標高が720mあり、
標高差が600m以上あることから、
大宝寺には、昼頃になるのではないかと予想してました。


走りながら、愛媛県って、
弱者に厳しい行政をしている県のような気がして来ました。
貧乏県で、お金を節約したい?ってところから、
福祉にお金が回ってないのかもしれないとか、
一般国道で、自転車歩行者が通行できないなんて!!
と、不満、満々状態でした。

そう思って走っていると、
今、私が走っている国道33号にはまともに歩道すら見あたりません。
そんな状態だからこそ、自転車、歩行者という
交通弱者を切り捨てる道路行政ができてしまうのかも、とか考え、
それでは愛媛県という県名の「愛」が泣いちゃうなー。
そんなことを思いながら、坂道を、
次々に追い抜いていく車におびえながら、
ふらふらと登っていきました。


と、途中で、軽々私を追い抜いて行ったサイクル野郎がおりました。
私の倍の速度で走っていそうでした。
その内に、上から降りてきたサイクル野郎がおりました。
あれ? さっき追い抜いていった人に似ていたな。
もう、降りてきた?
そんなことを思って居ました。

ふらふら何度も休みながら、旧道と、新道の分かれ道に辿り着き、
そこに、ミカン一袋100円の無人販売があり、
何人もの出品者がそこにミカンを出品していたので、
そのミカンを一袋買わせて頂きました。

見ていると、来る人来る人、一人で何袋も買っていく人がいます。
やはり、愛媛の人にとっても、このミカンはかなりお買い得なようで、
「安いミカンですね。」と、買っている人に声を掛けると。
「そうなんですよ。」と言って、その人は6袋も持っていきました。

そうやっていると、
さっき出会ったサイクル野郎に似たサイクル野郎がそこにまた来ていました。
どうやらやっぱり、同じ人だったようです。
その方、私が心配で、戻って来てくれたのでしょうか?
その先の、峠は、先ほど登って行ったけれど、
かなり、凍っていて危ない状態だったから、気をつけていって下さい。
と、言われました。

わざわざそのことを伝えに戻って来てくれたのでしょうか?
有り難い人です。
私がここまで登ってくる間に、一度峠の頂上まで行き、
そして、降りて登ってきたとしたら、怖ろしい早さです。

でも、旧道は路面が凍っていて危ないからと言って
新道を行くことはできないし、戻ってもいられません。
意を決して、旧道を進んでいきました。
路面はそこそこ濡れていたものの、塩カルは撒かれており、
車の量も格段と少なくなり、
そこまでの道のりよりも、道の勾配も緩くなっていて、案外走りやすい道でした。
路線バスは、旧道を走っているんですね。
路線バスが走っていれば、道路管理をおろそかにできません。
少々安心しながら走れました。

おかげで、旧道の道は、思っていたよりも軽く登り切ることができました。
腕時計のアルチメーターの標高が600mを示した所で、
峠の頂上720m地点にたどり着きました。
まさか、アルチメーターが120mも誤差があるとは思いませんでした。
ずーっと出てきてから50m以上の誤差があるとは思っていましたが・・・、
どこかで調整したいけれど、
取り扱い説明書のない今はその調整ができません。


旧道の峠から高度差で150mほど下った所で、
新道と合流しました。
さすが、「高原町」というだけあって高い所にあります。
勾配が緩かったことで、旧道で150m余計に登ったとしても、
自転車には旧道の方が登りやすかっただろうと、思えました。


これなら、新道が自転車通行止めでも受け入れられるかな?
と思いもしましたが・・・



この旧道を走っている間に受けたメッセージです。
昨日の私の思考に応える形で降りてきています。

まわり道をしたことで起こる良いこと、必要なことというのは、
あなたが考えているような一面的なものではない。
そこで、起こる、起こった、一つ一つのことが、
折り重なって、連鎖して、物事が起こり、
この世界に影響し、波及していっているの。

だからあなたは、その地、その場で、
あなたを100%生きるということをしていれば良いのです。

人は、誰でもあまり、まわり道をしたいとは望んでいません。
それでも、必要なまわり道というのがあって、
そこで起こること、そこでの出会いが大切なものになるの。

あなたはとても迂闊な人です。
その迂闊さは、自覚している通りだけれど、
だからと言って、自分を責める必要はありません。
自分は迂闊だからと、知っているのだから、
周りの意見に耳を傾けなさい。尋ねなさい。
きっと、あなたの迂闊さをフォローしてくれるから、
あなたが、あなたでいる限り、人はあなたを助けたくなる。

思い込みで、怒りを発してはいけません。
思い込みで、責めてはいけません。
気持ちに余裕をもって、相手に視点を移し、
その人の世界から、あなたを見て、世界を見て、
それを楽しみなさい。
あなたと違うその世界に感動しなさい。
そうしたら、自分の思い込みにも早く気づけるようになっていくよ。

人生も、お遍路も、
目的地に着くことが目的なのではないよ。
その、道中を体験し、楽しむことが目的なのよ。

ここで受けたメッセージは、
それを今後忘れないことで、
あなたの人生を、これから本当に豊かで実りあるものに
していくのに役立つでしょう。

だから、目的地に早く至ことよりも、
私と共に旅をすることを選びなさい。

以上


この後、「同行二人(どうぎょうににん)」というお遍路用語を思い出しました。
厳格には、弘法大師と二人という意味らしいのですが、
私にメッセージを送る主が弘法大師様なのかどうかは分かりません。
でも、こうやって、メッセージを受けながら歩くというのは、
将に「同行二人」なんだと思いました。
ただ、私にメッセージを送ってくれたり、私を導いてくれる存在は、
そのときそのときで、様々で、
一定の同じ存在が私をサポートしてくれているというよりも、
様々な存在が私を支え、導いてくれているような気がしてならないでいます。


その後、県道12号を、大宝寺に向かって進むのですが、
大宝寺の看板が全くありませんでした。
たまたま、ナビが示す道は大宝寺へのメイン通りではなかったことから
看板を掲げてなかったのでしょうか?
スマホのバッテリーの消費が激しくなっているのを気にしつつ、
度々スマホで地図を確認し、少し行き過ぎては戻ることを繰り返しつつ、
脇には雪が残っている道を、何とか大宝寺に行き着くことができました。

44番大宝寺は、結構な山の中にありました。
なんだか、入り口がよく分からない感じです。
何処に自転車を止めたら良いかと迷いつつ、
狭い道の車にじゃまにならない場所に置くのがちょっと大変でした。
大宝寺でお参りしている間に、12時のチャイムが鳴っていました。

44番大宝寺から、45番岩屋寺まで、12km
45番岩屋寺から、46番浄瑠璃寺まで、28km
5時間もあれば十分行ける距離のはずですが・・・、
なかなかそうはいきません。
大宝寺から岩屋寺までの間距離は短いものの、
2度3度と峠がありまして、思ったように距離が稼げません。
「岩屋」というだけあって、大宝寺よりも更に山の中です。

岩屋寺の山門に着いてから、境内までの山門の階段がまた長く、
しかも雪が残っていて、ツルツル滑ります。
多くのお寺は、なんだかんだと車道が境内まで来ているのですが、
この寺には、その道が見あたりません。
それでも改修工事をしていたりして、
いったい、この資材はどうやって運んでいるのだろう?
ということが気になりました。

おそらく、バスツアーのお遍路をしている方々には
最大の難所となるお寺だと思います。

この岩屋寺で参拝をしていたら、3時を回ってしまいました。
ここから再び、峠を登ったり、降りたりしながら、来た道をたどり、
三坂峠に出るまでに1時間以上掛かるでしょう。
とすれば、今日は、46番浄瑠璃寺に至ることは無理です。

とすれば、昨日と同じ場所にお泊まりでしょうか?
でも、それだと、芸がないなーとか、考えながら、来た道を戻りました。


5時までに次のお寺に行き着かないとしたら、
もう慌てる必要はありません。
そう思って、岩屋寺からの戻り道をたどって、ある信号で停まると、
そこに結構大きな森があり、どうもそれは神社のようです。
道を歩いている人に訊くと、「住吉神社」とのこと、
この地霊呼ばれていると感じ、参拝してきました。
社殿の奥には富士山の麓で武士たちが戦っているような絵が奉納されており、
この地の人々に古くから守られている神社だと思いました。


この時間まで、ミカンを一つ食べた程度、
まだ何も食べていません。
久万高原町で、四国に入ってやたらと目に付く「豚太郎」の看板
私はあまり、豚骨スープは好きではないのですが、
こうしょっちゅうあると、いったいどれほど人気のあるチェーン店なのかと
気になります。
入ってみようかと迷いつつ、
その向かい側のコーナン地元野菜市場に入りました。

その手前でおじさんがジャコ天を揚げています。
試食に一切れ頂きましたが、揚げ過ぎ、堅過ぎであまり美味しくありません。
20日目に食べたジャコカツが懐かしく思いました。

店の中で3つ220円の結構大きめの草まんじゅうが半額というのを見つけ、
それを買って出てきたので、豚太郎に入る気になれなくなってしまいました。
この、草まんじゅうは、さすがに半額、乾いてぱさぱさしていたけれど、
ボリュームがあって食べ応えがありました。
草の香りもあって満足しました。

更にその先で、「味噌ラーメン500円」の看板があって、
なんだかんだと豚太郎に未練があった上、安物好きな私は、入ってしまいました。
ところが入って、「500円の味噌ラーメン!」と声を掛け入ると、
そこの厚化粧のおばあちゃんが「ご飯? メニューはそれ見て!」
と言ってカウンターの上の札をさします。
あれっ?
「500円の味噌ラーメン」って言っているんだけれど?
それで、再度「表の看板にあった500円の味噌ラーメンを食べたいんだけれど?」
と言うと、
「メニューから選んで注文してね。」みたいな感じ。
てんでかみ合いません。というか、私に味噌ラーメンを食べさせたくない?
それで、ちょっとだけ間をおいて、再度、
「500円の味噌ラーメンをお願いします。」と言うと、
「味噌ラーメンとご飯ネ。」と、どうしてもご飯を食べさせたい様子です。
「いや、ご飯は要らないから、味噌ラーメンを食べさせて。」と、
再度念押しして、私は、席に座り込みました。
と、すぐに、なんだか気持ちが悪くなってきました。
そう、先ほど店に入った時から、たばこの吸い殻の臭いが鼻についていて、
それが私を気持ち悪くしていたのでした。

おばあちゃん、その間に、私に出すお茶の用意をしてくれていましたが、
こりゃ、ラーメンだって、ろくなラーメンが出そうにないし、
いくら縁だからと言って、この雰囲気で不味いラーメンをすすりたくないなー。
と思い始め、
おばあちゃんには期待させてしまったなーとは思いましたが、
「おばあちゃん、出るわ。」と言って、とっとと出てきてしまいました。

そうして、だらだら走っていたため、
八坂峠に至る前に、陽が沈んでしまいました。
砥部町に入ってから、暗くなった道路上で、
コインランドリーを走って探したり、スマホで検索したりしました。
さらには、砥部町のショッピングモールで警備員に訊いたりしましたが、
どうも、砥部町にはコインランドリーはないようなので諦めて、
昨日入るつもりでいた砥部町から橋を渡って松山市に入ってすぐの
マクドナルドに寄ろうとした所で、
ラーメンを食べ損ねたのが、どうも、引っかかっていて、
なんとなしに、マクドナルドの隣にあったリンガーハットに入ってしまいました。

実のところチャンポン、どうも私は、好きではないのです。
野菜たっぷりなのは良いけれど、
白く濁った豚骨スープが苦手な上、
チャンポンの麺はうどんとそうめんの中間といった麺のような感じで
ラーメンとは別物だと感じています。
とは言え、長いことチャンポンは口にしてなかったなーと思い、
そのリンガーハットでチャンポンを注文してしまいました。
ついでに、餃子のタレに柚子が付いていてジューシーでうまくて安い
みたいなことが書かれていたので注文しました。

はっきり言って失敗しました。
やっぱり、チャンポンはダメです。
リンガーハットのチャンポンがダメだっただけなのでしょうか?
皿うどんにしておけば良かったです。
リンガーハットの皿うどんはそれなりに食べられたはずです。
餃子は確かにジューシー焼き餃子というよりも、
中途半端な水餃子のような感じで、がっかりしました。
期待の柚子ダレは、柚子だけであれば良いものを、
唐辛子と混ぜて嵩を増していることで、
期待の味とはほど遠く、がっかりが重なりました。

リンガーハットは客が入っておらず、暇そうだったので
そこで、PCを開いて、テキスト入力をし、
丁度座った所にコンセントがあったので、スマホの充電をして、
暫くしてから、今度こそ、マクドナルドに入りました。


マクドナルドでは、やっぱり、150円のコーヒーで、
1時頃まで居座らせて頂きました。

そこから、昨日と同じ場所ではなくて、と思い、
砥部町から来る途中に、砥部町の運動公園が
国道33号からちょっと入った所にあるようだったので、
そこだったら、トイレなども在るだろうと期待し、そこに向かいました。
でも、そこへの入り口が、
国道33号を何度か行ったり来たりしたにもかかわらず、分からなくなり、
小さな看板に「水満田古墳公園」と書かれている狭い角を入ってみました。

きっと、公園だから、トイレも、水場も四阿もあるだろうとの期待です。
すぐ入った所に神社があるようで、
そこにしようかとも迷ったのですが、
朝になって、あまり人通りが多くなる所は好みません。
それで、奥に入って行ったのですが、そこから急に道は険しく狭くなり、
結局危ないので、自転車を降りて、押して狭い急な登り道を登り、
その古墳公園とやらに辿り着きました。

しかし、残念ながら、四阿はなく、トイレは古く汚らしいボットントイレ、
かなり期待を裏切られたものの、
もう、動く気にもなれなくなっていて、そこにテントを張りました。




本日の走行距離は、78kmでした。
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プロフィール

ねこって

Author:ねこって
 世に巣喰う(金融,医療,エネルギー等の)利権を排除し、メディアによる染脳から脱却し、オルタナティブな社会の実現を目指しています。
 キーワード、国民配当(ベーシックインカム)、千島学説、地球環境蘇生運動 

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