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お遍路旅29日目

1月22日

がらーんとした、薄暗い石手寺の古い通夜道で目を覚ましました。
目を覚ましたのは7時過ぎです。
外は雨が降っていてすぐに動く気にはなれません。
昨夜、ローソンのトイレを借りて戻って来て、
通夜道の玄関を入ろうとした時、
そのすぐ脇にトイレがあることを知りました。
ですから、起きてすぐそのトイレに入ることができました。
部屋と一緒でやっぱりちょっと汚らしいトイレです。
便器に流したおしっこが、溜まったままなかなか流れないので、
水を流すことができず、そのままにして通夜道に戻り、
いくつかミカンを食べて蒲団を片づけ、
今日の午前中は、これからの予定の確認と、
まだテキストに起こせていない日記のテキスト化を
マクドナルドですることを考えました。

と、蒲団を片づけようとした時、
どうも、積まれている蒲団の雑然さが気になり、
ついついいじり始め、結局ほとんどの蒲団を引きずり出して、
たたみ直し、積み直しすることになってしまいました。
そうしていると、結構、奥の方には使われていないふかふかの綺麗な蒲団があって、
あー、寝る前に整理してあげれば良かったかなーとか思ったりしました。
おかげで、テントを片づけるぐらいの時間を蒲団の片づけに要してしまいました。
出る時は、来る時よりも美しく、
次の人が少しでも気持ちよく使えれば嬉しいです。


納経所でお礼を言って、アンケート用紙を渡して、
「雨が降っていて、今夜もお泊まりさせて頂ければ有り難いのですが、
 無理ですよね~。」と言ましたが、
そのことには答えて頂けなかったので、
やはり、連泊は無理だったと判断し、
今夜はゲストハウスを探さないとならないだろうと思いました。
その後、再度本堂に寄って朝の挨拶、お礼の参拝、お礼のお賽銭を奉納し、
雨の石手寺を後にしました。

行き先は繁華街のマクドナルド、そこで、12時半頃まで過ごしました。

それから、ネット情報に載っていた「ふじや」というゲストハウスを探し
道後温泉の当たりをふらふらし、
ようやく見つけて、そのゲストハウスの小ささ、古さを見て、
まあ、ここになっても仕方ないかと思いつつ出てくると、
そこに4人の学生らしき年齢の少年たちが歩いてやってきました。
彼らも自転車旅行中なのか、私の旅にとても興味を持って、
私に話し掛けてきました。
その内の一人はこのゲストハウスで
ヘルパーの仕事ができるかと期待しているようでした。
そして、その少年が、ゲストハウスの家主に電話して、
私を含め、5時過ぎに再び来るように言われ、
「じゃあまた後でね。」と言って別れました。

しかしながら、実際には、私はこのゲストハウスには泊まらなかったので、
再び彼らに会うことはできませんでした。

その後、前日教えて頂いた、
トランスパーソナルな馬が合うかもしれないお友達のお店に伺いました。
そのお店は、『古泉』という名のお店です。
おじいちゃんの時代に店と今のようにしたようですが、
木調の感じが暖かで明るい、現代風のおしゃれなお店です。
当時としては、かなり斬新なデザインだっただろうと思います。
お店の商品も、おしゃれな物が揃っています。

どこか、昼飯が美味しい場所を紹介して貰おうと伺うと、
今日は、2時以降はフリーになるから、一緒に昼飯を食べて、
その後、道後温泉、松山市内を案内してくれるとのこと
私は一般的な『観光』には
全くと言って良いほど興味がないのですが、
このときは、せっかくのご好意なので甘えることにしました。

2時前に、店番してくれるおばちゃんが来てくれて、
二人でお昼に行きました。
そして、「ゆけた橋」の鍋焼きうどんが超お勧めとのことで、
まずは、そこに行きましたが、残念ながら定休日でお休みでした。

次に向かったのは、駅前のローソン2Fにある『ガレ 』という喫茶店です。
スパイスでちょっと黒っぽくなるほどスパイシーで、牛肉たっぷり。
じっくり煮込まれ、様々なスパイスが香ばしい香りのカレーです。
自転車で旅を始めてから食がメチャ太くなってしまっている私には、
量的には少し物足りないものの、
めちゃめちゃ高級なカレーを食べさせて頂いた気分です。
CoCoなどチェーン店のカレー、って、食材にろくな物を使っていないのに、
結構良い値段を取るので、私は最近入らなくなっていますが、
このカレーなら、700円を払って食べても良いかと思います。
100円高くても、絶対にこっちのビーフカレーです。


この後は、道後温泉にあるいくつものゲストハウスの紹介を受けながら、
思い切りぎゅーっと詰めた観光案内をして頂きました。
この、観光案内、彼の、自分が生まれ育った道後温泉、松山への想いが
そのまま込められた案内でした。
彼は、こよなく、道後温泉、松山を愛しているんだなーと思いました。
私が松本を案内したとして、ここまではとてもできないと思いました。


まずは、道後公園へ、
昭和時代は動物園があったようですが、
動物の臭いが臭いとの苦情を受け、動物園は廃園されて、
発掘調査した所、古いお城跡が出てきて、
今の古城公園になったとのことです。

次に、「伊佐爾波神社」に寄りました。
道後温泉の奥の坂の上にある1,000年以上の歴史のある神社なのだそうです。
次に寄ったのが『宝厳寺』という一遍上人という踊り念仏の始祖の生誕寺
案内して下さった方がこの宝厳寺の檀家だそうで、
重要文化財になっていると
いう一遍上人の木像までも見せて頂きました。
次に円満寺ここの「湯の大地蔵」は、
奈良東大寺の大仏を作ったことで名高い行基の作とのことですが、
日本のこういった像では珍しくきちんと彩色されていて、
なんだか、中国の仏像を思い起こしてしまいました。
次は、道後温泉の『玉の石』に行きました。

道後温泉で湯治して、治癒したことで、
この上で小彦名命が踊ったとの伝説があり、
小彦名命の足跡が残っていると言われているそうで、
パワースポットしても、有名ですが、とても小さなものでした。


次に、伊佐庭如矢(いさにわゆきや)という周囲の反対を押し切って、
道後温泉本館を建てた方の銅像を拝見させて頂きました。
この人が居たおかげで、今の道後温泉があると言える人物ようです。
というのも、現代のほとんどの温泉地が寂れている中、
道後温泉が年間を通し賑わっているのは、
この本館があるからだと言われているからです。

小説とか、TVドラマとかになれば良いのにねと言うと、
古泉のお兄ちゃんも何とかそういうことができないか
と考えているとのことでした。

この温泉本館は、観光スポットとして、観光客が来るだけでなく、
何処の温泉ホテルに泊まっていても、この本館の湯に入りたいと言って、
道後温泉に泊まっている泊まり客のほとんどの方が、
わざわざ、やってくるのだそうです。
そのついでに、周辺の土産物店にも寄って回ってくれるため、
この本館の前には土産物店が建ち並び、賑やかさを維持し続け、
それによって、更に人気を保ち続けるという循環を得ているようです。


そこで問題になっているのが、その、本館の老朽化です。
もう、建ってから、100年も建っている木造建築で、
しかも温泉施設という木造建築物にとっては腐りやすい条件のある建物です。
下手をするといつ崩れてもおかしくない状態のころがあったとしも
おかしくありません。
ところが、この本館の改修工事を始めたら、
目玉の本館に入れないと言うことで、
その期間はお客さんの足が途絶える可能性が高く
簡単に、「改修するからお休みします。」という訳には行かないようなのです。
じゃあ、営業しながら改修をしようと思ったら、
その費用は数倍かかるでしょうし、期間も10年と言われているとのことです。
そして、その間一部は覆われたりし、写真の対象にできなくなったりする訳で、
やっぱり、観光の目玉としてのダメージは免れないために、
いつ始めるかということもまだ決められないという状態のようです。


私のイメージでは、その改修工事を逆手にとって、
改修工事を観光の目玉にするような企画を考えて
改修工事が終わる頃には、関係者が、目玉の改修工事が終わって、
客が減るのを心配するほどのアレンジを考えたら良いと思うのですが、
どんなものでしょうね。
改修工事の全て可視化し、どんな特殊な方法で改修している様子、
その後維持し続けるための特別な処置をしている様子を見せ、
その特殊さをアピールすれば、その改修工事をしている様子を見て観たいと言って
逆に、そのときしか見られないそれを逃さないように!
みたいにして人が集まってくることが考えられます。

たとえば、
女風呂の改修の際には、
改修前後の女風呂の中を覗けるよ。って宣伝すれば、
女用の風呂がどんなだったのか見たかったという人は集まってくるでしょう。
また、その際には男風呂の片方を女性用にして、
源泉の湧いていた場所が女性にもかいほうされました。
みたいな宣伝ができるかもしれません。
そうやって、
興味を引くイベントをいくつもいくつもかさねていくことで、
新しいこれまで道後温泉を知っているつもりになっていた人の好奇心をくすぐり、
集客が可能になっていくと思います。

これは私の一つのアイディアですが、
そこまでやったら、きっと、
改修工事が早く終わることは望まれなくなるのではないかと思いました。



その後、日本の騎馬隊の父秋山好由氏の墓、
もんぺ姿の坊ちゃんのマドンナを思い起こす
椿の館のお客さんを迎えるために立っている女性、
松山城、秋山兄弟生家、松山の長い賑やかなアーケード街
そして路面電車に乗るという盛りだくさんな観光案内をして頂きました。

さて、私は案内された中で、
駅にほど近い道後温泉アーケード街の中にある「道後あい」という
ゲストハウスに泊まることにしました。
ドミトリーしかなく、ベットは4つのみ、
社会福祉法人で法人の作業所として経営しているとのことです。
なんといっても、とにかく、小綺麗です。
出口の鍵を借りたので、いつでも出ていって帰って来れます。
キッチンの、ガス、電子レンジ、オーブントースターなどの使用が自由で、
しかも、本館の2割引チケット付きで、タオルと石けんが貸し出されました。
ベッドもふかふかで、通路との間にカーテンも引けます。
2,000円でここまで至れり着くせりとは驚きました。
しかもこの日は、私一人の宿泊で、この施設を一人締めし、
高級ホテルでも、ここまで広々していて、
これだけの施設使用フリーのサービスは得られないでしょ。という状態でした。

夕食は、道後温泉の本館の近くの「おいでや」という店で、
宇和島風鯛飯(1,100円)がお勧めというので行って見ました。
この店では鯛の釜飯(1,000円)もお勧めとのことでしたが、
今夜は宇和島風鯛飯にしてみました。
2階に案内された隣には、
中年の女性が一人でやはり宇和島風鯛飯を食べており、
旦那が、酒を飲みに来ているので
その送り迎えのために来ていていると言ってました。
道後温泉に来た時には、
結構この店に入ってお食事をしていらっしゃるようでした。

カレーに引き続き、私には、かなりお上品なお食事でした。
鯛の刺身と卵掛けご飯の組み合わせといった感じです。
新鮮な鯛と、コクのある美味しい卵と、それに合わせた出し醤油
それと、ワケギ、ごま、海苔の薬味
キュウリ大根ニンジンの浅漬けと、冷や奴とお吸い物
そんな組み合わせです。

刺身と卵掛けご飯というのは、今で経験したことのない
なかなか面白い組み合わせでした。
でも考えてみれば、生卵も刺身のようなもの、
卵掛けご飯は、醤油があって始めて食される日本らしい料理の一つですね。
それを組み合わせるとは、なかなかでした。
でも、これだったら我が家でもできるかな?

そう思ったら、鯛の釜飯の方も食べたくなりましたが、
今夜は支出が多いので我慢しました。


この、「おいでや」に寄る前に、アーケード街で
手づくりおかきの店があり、
そこに売られている濡れせんべいの串焼きが気になって、
その、ニンニク味1本200円を1本頂いて来ています。
「中でお茶もどうですか?」と言われ、
お茶を頂きながら、食べさせて頂きましたが、
これは、絶品でした。
焼かれたニンニク醤油ダレが香ばしく、中まで滲みていて、
お餅のようでいて、お餅とはちょっと違い、
中はふわふわ熱々で、外側はほんのり堅い
この食感と言い、ニンニク醤油の香ばしさと言い、
「今まで、何度もぬれせんは食べてきましたが、焼くとこんな風になるの?」
「いえ、我が店のは長芋を入れたりするなど、一工夫しています。」とのこと。
1本200円とお手頃価格なので、
道後温泉にお越しの際は、是非食べてみて欲しい一品でした。

ゲストハウスの帰りは帰りで、
「楽天ジェラート部門6年連続1位」なんていう張り紙を見てしまい、
そのジェラート屋で、いよかん味のジェラートを頂きました。
残念ながら、私はアイスクリームを期待していたのですが、
シャーベットだったのでちょっぴりがっかりしましたが、
いよかんの味と香りが効いた美味しいシャーベットではありました。

という訳で、鯛釜飯こそ食べなかったものの、
今夜は、宿泊費も含め、かなり散財してしまいました。




実は、この夜は、22:30に再び、古泉のお兄さんにお呼ばれし、
「ほりすてぃっく」という麻製品を販売している方の処に行ってきました。
http://www.holos.co.jp/
麻製品を扱っているということで、
フラワーピープル的なイメージの人ではないかと予測していましたが、
そのような雰囲気をそれほど感じさせない方です。

ですが、世界観については私と共通するものを沢山もっており、
被抑圧者に自らを被抑圧者と気づかれないために大麻が禁止されていること、
原発利権の100倍の規模を持つ医療利権、
医療利権の100倍の規模を持つ金融利権などの話で意気投合しました。

ここで、古泉のお兄さんが、
和尚タロットを持ってきており、引かせて頂きました。
そこで、将に今の私にどんぴしゃのカードが出てきました。
「悟った者に従いなさい。」というメッセージです。
女は矢を作る職人、
その職人がねらいを定め矢を射ろうとする時、その女は悟りの境地にある。
その女を師とし、従って行きなさい。
そういったメッセージでした。

私も、和尚ネオタロット持っていますが、久しく引いていませんでした。
そして、ここでこんな形で引き、
そのメッセージを受け取ることになるとは思いませんでした。

ここでの話は尽きないですが、
個人的なことも多いので、そこはカッとして、
この辺にしておきます。


夜中の2時過ぎに、ゲストハウスに戻ってきました。
今日はお休みの日と思っていましたが、
結局、ものすごく盛りだくさんな日になりました。

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テーマ : 自転車旅行
ジャンル : 旅行

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プロフィール

ねこって

Author:ねこって
 世に巣喰う(金融,医療,エネルギー等の)利権を排除し、メディアによる染脳から脱却し、オルタナティブな社会の実現を目指しています。
 キーワード、国民配当(ベーシックインカム)、千島学説、地球環境蘇生運動 

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