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お遍路旅36日目

1月29日

昨夜は曼荼羅(まんだら)トンネル手前の
佐野という部落の集会場の庭にテントを張り、
テントの中で夜を過ごしました。
夜中に、サラサラと音がします。
僅かですが、雪が降ってました。
朝の気温は0℃でした。

昨夜は早く寝ているので、
いくらでも早く出られたのかもしれませんが、
ぐずぐずしている内に8時になってしまいました。

昨夜の雪は大したことなくて、助かりました。
少し湿っぽかったテントは、凍っていたので、
ばたばたやると、氷の薄い片がパサパサと落ちて、
こりゃ湿っぽいまま仕舞うよりなんぼかましか
と思ったりしました。


朝、テントから外に出ると、
ご近所の方が、ゴミを出しに来るついでに寄って、
「夕べは寒かったでしょ。」と言って、
ペットボトルに熱々のミルクティーを入れて持ってきて下さいました。

あまりにも意外なプレゼントにびっくりしました。
そんなところにテントを張っちゃあダメじゃないかと
怒られやしないかとびくびくすることばかりなのに
四国は、お遍路さんに寛容な地です。



旅もいよいよ終盤になってきて、
各寺、神社での祈りの言葉は
もう迷うことがほとんどなくなってきています。


私の祈りは、

私をお導き下さり、ありがとうございます。
私をお招き下さり、ありがとうございます。

私に、
ありとあらゆる体感(痛み、暑さ、寒さ、痒み、空腹)
ありとあらゆる感情(怒り、悲しみ、罪悪感、孤独感、傷心感)を
受け入れる勇気をお与え下さり、ありがとうございます。

私に、怖れ怒りを手放し、気持ちに余裕を得て、
相手の視点から見た世界を楽しみ、感動、感嘆する歓びを
お与え下さり、ありがとうございます。

私が、多くの人々、仲間たちと共に、歓びの時代を迎えられるよう、
お導き下さりありがとうございます。
お支え下さり、ありがとうございます。
お見守り下さり、ありがとうございます。

もう、そうそう、これが変わることはないと思っています。
それは、これができたら、何処で何をしていようと、
幸せでいられると思うからです。


この旅が終わった後、
私がこの、「歓びの時代を迎える」ために、
具体的に何をするかは全く現時点では未確定です。
でも、必要なことが起こり、
導かれて必要な仕事に巡り逢うと信じています。

そして、今また、メッセージは私に、
「呼吸に意識しなさい。」と言ってきています。
これは、「怖れ怒りを手放し、気持ちに余裕を得る」ための
手段の一つの段階として指示してきているのだと思えます。
何とか早く、それが身に付くよう、
呼吸を意識し続けたいと思います。



曼荼羅トンネルの出口には、野営にはもってこいの
四阿やら空き家がありました。
そういうことが分からず、
公民館の空き地にテントを張ったのですが、
結果として、ミルクティーを頂くなど、
人の温かみを体験する機会を得させて頂きました。

とは言え、そのミルクティー、
結構お腹に効いてきています。
残念ながら、曼荼羅トンネルの出口にはトイレはありませんでした。
トイレを求めながら、雲辺寺への道を登ることになりました。


曼荼羅トンネルからの道、
スマホにしてもGoogleにしても車道として出てこず、
歩くことを覚悟していたのですが、
意外にも舗装された町道でした。
何処まで自転車で登れるか分からないけれど、
登れるところまで登ろうと、
自転車に跨り登っていきました。

たぶん、大雪があったのでしょう。
あちこちで木が倒れ、道路を塞いでします。
それを引っ張ったり、踏みつぶしたりして
乗用車が登っていった跡が残っています。
登って行けば行くほど、そういうところが頻繁になり、
道路にも踏みしめられた雪が凍っていて、
自転車を押さないとならないようなところ
が多くなっていきました。

そこで、自転車を押していて、
あれ? あれ?
そのときの足が軽いのに、ちょっと驚きました。
これまで自転車を押さざるを得ないときって、
ヒイヒイぜいぜい、
自転車を押さなくても、一歩一歩の足が重く苦しいのに、
今日はそういうことがないのです。
実に軽く自転車を押せています。

やっぱり、昨日から何かが変わった?
そういえば、登り坂にさしかかった時の、
筋肉全体に広がる痛みも、
今日はさほど感じていません。
何が起きているのでしょう?

昨夜十分に寝たせい?

これまでだって、横峰寺に登る時だって、
前夜は沢山寝ていたのに、同じように辛かったのに、
今日はそういうことがないのは何故?
呼吸に意識を向けて寝ているだけで、
こんなに違うものなの?

何が起こっているんだろう。
そんなことを思いました。


この町道、雲辺寺の手前で、二車線ある道とぶつかりました。
あれ? こんな道あったの??
ネットで調べている間、こういう道があるなんて全然出てこなかったんだけれど?
お遍路マップブックを開いてみてみると、
私が登ってきた道も、その道のことも載っていました。
それを私は車道とは認識していなかっただけですが、
ネット上ではやはりこの道は車道としては出てきません。
どうも、雲辺寺にはロープーウェイを使って貰いたくて
そうしているかのようです。

そして、そこからは、雲辺寺の管理道路のようで、
管理維持費に協力をみたいな看板が出てました。
そこからは更に道路上に雪が多くなり、踏み固められており、
道も急になっているため、残り1.5km程を歩くことにしました。

昨日まで、さんざんどのくらい雪があるのか心配し、
車道があるとも思っていなかったので、
登山道では、登れないのではないかと、怖れていましたが、
思っていたよりもあっけなく雲辺寺まで登れてしまいました。


雲辺寺に着いて、最初の仕事、
そう、ウンチです。
ず~っと、堪え続けて居ました。
久しぶりです。
こんなに気持ちよく出したくなっているのは。

でも、雲辺寺のトイレは閉鎖され、
「ロープーウェイのトイレを使って下さい。」
なんて看板が出ています。
えー!!
っと悲鳴を上げつつ、堪えつつ、
雲辺寺を通り越し、ロープーウェイに向かいました。

おそらく、この、「ウンチをしたい!」ってのがなかったら、
わざわざ、そんなところまで行かなかったと思います。

雲辺寺の前から、5分、もしかしたら10分ほど歩いたでしょうか?
暖房の入っているロープーウェイの待合室に入り、
すぐさまトイレに駆け込みました。
気持ち良く大量のウンチを出すことができました。

ほっとして、待合室の自分の荷物の処に行くと、
ロープーウェイの売店のお兄さんが、
私をロープーウェイのお客さんだと思ったのか、
「お帰りなさい。」と言って、ウメ茶を出してくれました。
ロープーウェイの客ではないのに、
こんな振る舞いを受けて恐縮してしまいました。
そうっと、気づかれないように逃げ出そうかと思ったけれど、
お兄さんには、
「ロープーウェイの客でもない、トイレを借りに来ただけの私に
 こんな振る舞いをして頂き、ありがとうございました。」
と、丁寧にお礼を述べて出てきました。
お兄さんも何か嬉しそうでした。

その、ロープーウェイの先に展望台があったので登ってみました。
そこからの下界の眺めは、すばらしく良かったです。
その向こうにはゲレンデがあり、
子ども達がソリで遊んでいたり、
スキー客がリフトで登ってきたりしていました。
寒いけれど、なんだか長閑です。
天気が良かったのも幸いしました。

その雲辺寺とロープーウェイの駅の間には、
その他、何処の誰の寄贈かは分かりませんが、
おびただしい量の石像群があり、
その石像で仏陀の涅槃の模様を描くなどなかなか
凝ったことをしています。

ミルクティーでお腹に来て、
それがなかったら、ロープーウェイにも展望台にも登らなかったでしょう。
そう考えると、やっぱり導かれている。
そう思わざるを得ませんでした。

雲辺寺では、手水舎が凍ってしまう。
ということで機能していませんでした。
手も、顔も洗わずに、参拝することになりました。
トイレで手を洗ってきたから良い?

雲辺寺の納経所には若いお姉さんが座っていました。
自転車は参道補修協力費は要らないと言われましたが、
その道があったことが嬉しかったので、
バイクと同じ100円を納めさえて頂きました。
(私はその間歩いたんだけど。)

帰り道、その参道の大きな杉の林に感動しました。
登り道では下ばかり向いていたせいで気づかなかったのでしょう。
下り道では、気持ちに余裕があるので、
そういうものを眺めることができます。
やはり、いつでも「余裕」というのは大事です。
苦しくても、自分からの視点をいつでも捨てて、
周りを見渡せる「余裕」をいつも身につけていたとしたら、
この世界感動することばかりなのかもしれません。

雲辺寺を12時過ぎに出ることができました。
自転車のあるところには12時半に戻り、
そこから一気に来た道を戻ります。
その自転車を置いたところから64番前神寺まで71kmと
ナビには示されました。
雲辺寺までは道がないって反応していたのに、
その場所からはちゃんとルート検索しています。
いったいどういうことなんだろうと思ってしまいます。

あとは、一昨日昨日とたどってきた道、
四国中央市までは大きな下り、その先はほとんど峠らしい峠はない。
だから、目一杯走れば、5時前には前神寺に着くと考え、
自転車を飛ばしました。
西条市に入るまでほとんど休みなく走り続けました。
途中、温泉とコインランドリーを探しながら走るのですが、
なかなかコインランドリーがありません。
新居浜市の外れに一軒はありましたが、
最低料金が600円と高いので、昨日使えないと諦めたランドリーです。

そうする内に、新居浜市の西条市よりの外れに
「リオ」というコインランドリーを見つけました。
丁度そこのおばさんが出てきていて、
どのくらいの量があるのと言うので、
「7kgだ。」と言うと、
「それでは分からない。
 洗濯する量を見たら分かる。」と言います。
えー、普通、コインランドリーには、
洗濯機ごとに洗濯できる重量表示しているでしょ!
って思ったけれど、
でも、やっぱり、多くの女性ってそんな感覚なのでしょうか?

と言って、わざわざ自転車に着いている荷物をほどいて
見せるなんてことはしていられません。
訊くと、300円で洗濯できる洗濯機があるとのこと。
それを聞けば十分です。
後で来るからと、約束して、その店を後にしました。


あとは、温泉!
頭語温泉以来、風呂に入っていません。
できれば今日は入りたい。
そう思っていました。

それよりもまずは、64番前神寺、
そう思って、前神寺までのルートをスマホでたどっていると、
前神寺のすぐ手前に「湯ノ谷温泉」という名前が載っていました。

前神寺には4時前に行き着くことができました。
本当に、石鎚神社のすぐ近くでした。
そういえば前神時も前に、「石鎚山」という名前がついていました。
「石鎚山」が冠されているのは、横峰寺と前神寺の二寺あったんですね。

その納経所で、「湯ノ谷温泉は外来も受け付けているか」と尋ねると、
入れるというので、それで決まりです。
湯ノ谷温泉に入ってきました。

入浴料360円、石けんなしです。
石けんを持っていると思っていたら、
またまた、どこかに置き忘れてきてしまったみたいです。
高い石けん・・・。
仕方なく30円の石けんを買いました。

ここの湯質、かなり私の好みです。
イオウの香りがほのかにして、タイルがすべすべ滑って危険です。
しかも、サウナがあって、水風呂付き!!

オン湯も温いのと熱いの二種類あって、
これもヒットです。

温浴冷浴を繰り返し暖まって出てきました。
この温泉には珍しく、紋々を背負った方が二人入っておられました。
まあ、それは立派な紋々です。

その一人の方に、
この温泉は安くてサウナも付いていて良いね。
と言うと、自分も気に入っていると言ってました。
そして、ここよりもコストパフォーマンスが良い温泉が
ここから10kmほど今治に戻ったところにあって、
そこは、400円でシャンプー石けん付きだと言ってました。


その後、気持ち良く、暖まり、
コインランドリー「リオ」でお洗濯
その間に、これまで貰ってきた御影を1枚1枚順番に並べ、
前神寺のように行き忘れがないかを確認しました。
一応、全部揃っていました。
それから、香川県内のこれから寄るお寺神社の住所を
控え確認しておきました。


いきなり、70kmも戻らないとならないなんて、
もう、こりごりです。


で、その後は、一昨日利用したマクドナルドで、テキスト起こし、
そしてねぐらは、一昨日と同じ廃墟になった喫茶店の
テントの下のテラスとなりました。


で、この、マクドナルドを出る時、出る方向を180度間違え、
高松に向かわなければならないのに、
西条市に戻って走ってました。
あれ? もう一軒「リオ」っていうコインランドリーがこの先にもあったんだね。
なんて、のんきに、利用していたコインランドリーを過ぎ、
大分建ってから、いつまでたっても、一昨日利用した廃墟の喫茶店に
たどり着かないのでおかしいと思い、気づきました。

マクドナルドを出たのが1時半過ぎ、ねぐらに付いたのは2時半になっていました。
床に着けたのは3時半です。



本日の走行距離は、106kmでした。
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テーマ : 自転車旅行
ジャンル : 旅行

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プロフィール

ねこって

Author:ねこって
 世に巣喰う(金融,医療,エネルギー等の)利権を排除し、メディアによる染脳から脱却し、オルタナティブな社会の実現を目指しています。
 キーワード、国民配当(ベーシックインカム)、千島学説、地球環境蘇生運動 

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