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お遍路旅38日目

1月31日

70番本山寺のすぐ隣と言えるところにあるお稲荷さんの
社務所というのか管理棟のような建物の縁側にテントも張らず、
寝てました。
目を覚ましたのは朝6時過ぎ、
まだ暗いのですが、カチンっカチンっと音がします。
なんと、霜の降りる中、真っ暗な内から、
ゲートボールを楽しんでいる老人たちがおります。
元気な方々です。

今日は天気が良く、放射冷却でよく冷えています。
芝には真っ白く霜が降りています。
自転車にくくりつけた寒暖計は2℃を示していました。

寝袋から這い出して、トイレに向かうと、
この早朝に、今度は、手にスーパーのビニール袋を提げて、
すらっとした男の人が、お稲荷さんに入ってきました。
毎朝の習慣にでもしているのでしょうか?
参拝してからそそくさと戻って行きました。


空は6:30になると急に明るくなってきました。
東の空は、その、明るくなるまでがとても綺麗でした。
写真を撮り逃してしまいました。
特にこのように、放射冷却で冷えている時の
明るくなる前の東の空は格別なものがあります。


さすがに、テント、コッフェル類を片づける必要がないとなると、
撤収は早いです。
今朝は、水がなくなっていたので、HB-01を取り出して、
水を作る作業が一手間掛かりましたが、
7時半には出る準備ができてしまいました。

ゲートボールをしている老人たちに、
その場所をお借りしたことのお礼と挨拶をして、
一旦は、出て行ったのですが、
肝心の、お稲荷さんに挨拶してないことを思い出し、
再び、お稲荷さんまで戻って来てご挨拶していたら、
8時になってしまいました。



71番弥谷(いやだに)寺までの道で、
今日は、昨日よりも眠くないし、体も楽なのに気づきました。
昨夜は、ずっと呼吸に意識をし、
深くゆっくりな呼吸を続けて居ました。
やはり、寝ている間、つまらない考えに惑わされず、
呼吸に意識をしていると、休め方が全然違うようです。

弥谷寺、途中の道は険しいところがなかったのですが、
最後の1kmが、やたらに険しい道になりました。
自転車を降りようかと思ったのですが、
僅か1km、降りてなるかと頑張りました。
きつかったです。

弥谷寺の入口に「俳句茶屋」という店があるのですが、
ほとんど朽ち、白壁が崩れ、木枠の窓が傾いているような
そんな店構えです。
それでも、時々は店を開いているのでしょうか?
商品が並べられていた跡があります。
いずれにしても、あまり人が来ないお寺のようです。

入口に着いてからの、階段も長く、大分歩きました。
しかし、その間、どんどん森は深くなり、
とても環境の良いところのように思いました。
森に守られているお寺という印象で、
町場の、だだっ広い敷地に、
コンクリート造りの本堂を建てている寺よりも
私には好感度が高いです。

聖地、パワースポットと言われるところは、
高い山だったりしていますが、
その地にある森林のエネルギーというのは無視できないと
私は思っています。

数日前に立ち寄った石鎚神社も、
霊峰石鎚山をご神体としているとしながらも、
その神社の在る地は、
昔は鬱蒼とした大きな樹木が立ち並んでいたところだったのでしょう。
それが今は、大楠の木を残すだけとなってしまい、
なんだか無惨な印象です。
人工的な大きな建物には、人の想いは込められても
本来の崇拝したくなるような
崇高な自然のエネルギーはないのではないかと思えます。

人のエネルギーが集まるところは、
特に、祈りのエネルギーが集まる場には、
それだけで場が形成されますが、
それは、源日本人が崇拝したものとは異質なものに成り果てている。と、
私には思えています。


その意味で、この弥谷寺寺建立当時ののエネルギーを
今も残している数少ない札所のような気がします。

弥谷寺の本堂は、それらの建物群の中の一番上の高い処に在りました。
行くと、一人のおじさんが掃除、片づけをしていました。
誰も訪れない寺で、
この日は、私の前には参拝に来た方がいらっしゃらない様です。
さて、ローソクに火を付けようと思ったら、
下に置いてきたザックの中に一緒に置いてきてしまったようです。
困ったなーとやっていると、
そのおじさんが、ライターの隠し場所を教えて下さいました。
下まで降りずに済んで助かりました。
とにかく、この階段の量は半端ではありません。


本堂で祈っている最中に、
大きなエンジン音が鳴り響きました。
祈り終えてそのエンジン音がした当たりまで降りてくると、
それがなんなのか分かりました。
愛媛のみかん園でよく使われているモノレールです。
この、急斜面、ものを運搬するのが大変なので、
モノレールを設置して、それで運んでいたのです。


その弥谷寺からちょっと降りてきた先に、
「ふれあいパーク」という温泉と、道の駅がありました。
昨日、ここまで登ってきていれば温泉に入れた訳ですが、
今となっては仕方ありません。
もっとも、マクドナルドで夜遅くまで過ごしていたら、
どうあがいても温泉には入れなかったでしょう。

次の、曼荼羅寺に向かう途中、「鳥坂峠」を通ります。
その峠の交差点に、
名物「鳥坂まんじゅう」と書かれた看板が出ていました。
名物のまんじゅう手どんなまんじゅうなんだろうと思って、
入って、そして、一つだけ注文しました。
35円でした。

かわいい酒まんじゅうのようなまんじゅうが出てきました。
まんじゅうに酒粕を混ぜ込んであると言っていました。
半分に割ると、まだ、ほかほかして湯気が立っています。
確かに酒粕の味と香りがほのかにするまんじゅうでした。


72番曼荼羅(まんだら)寺では、自転車を駐車場に置いたら、
そこから来た道を戻った下側に山門がありました。

団体のおばあちゃんたちが先に来ていて賑やかでした。
あまり騒がしいのは苦手です。
このところ、周りが騒がしくとも、
祈りを唱えることができるようにはなっていますが、
それでも、大勢の人が返す返す来るところは、落ち着きません。


曼荼羅寺から、出釈迦寺に向かう時、
「西行庵」という看板があって
間違ってそっちに進んでしましました。

畑作業をしていたじいさんに尋ねましたが、
「はあ? はあ?」と言っているだけで、
何度も「出釈迦寺」と言うのに疲れ、
スマホを取り出し、自分で調べることにしました。

曼荼羅寺と出釈迦寺の間は1kmもないですが、
こんな状態です。

72番出釈迦寺の門前には100円のミカンが無人販売されていました。
100円でミカンを売ってくれているところは希少です。
小さいミカンが10個近く入っており、かなりお買い得でした。

出釈迦寺に参拝を済ませ、
出た寺の入り口でそのミカンを二つ頂きました。


73番甲山寺は出釈迦寺から眺めていて、
あの山の裏側だなというのが分かりました。
目標が見えていると、道に迷うことは考えられず、
走るのが楽です。
その山のこちら側に、
イチイを盆栽のように仕立てた参道がありました。
鳥居には春日神社とあります。
結局、この春日神社も、高山寺も、
この山を祀った神社であり寺のような気がします。

甲山寺では、本殿、太子堂と参拝した後、
毘沙門天(びしゃもんてん)像が安置されているところが気になり、
珍しくそこもお参りしてきました。

毘沙門天というと、上杉謙信が奉心し、
毘沙門天に守られて戦ったという印象を持っており、
気になる神様の一つです。
祈りの言葉を目を閉じて唱えると、
そのお堂一杯に響いて、なんだか異世界に居る気分になりました。


次に、市の名前にもなっている74番善通寺です。
いやーめちゃめちゃ大きな寺でした。
西院と東院があり、大きな駐車場に自転車を置き、
裏側から入っていくと、そこには本堂はなく、
本堂が、仁王門の外にあるという変な構造をしています。。
仁王様が守っておられるのは、大師堂だけという
何か変な感じです。

そこで気になったのが、
五岳山と言われる中で一番善通寺に近いところにある香色山(こうしきざん)に
鳥居が建っていたことです。

その山の途中には麓のお稲荷さんの他いろいろな祠があるようです。
古墳が近くにあることを考えても、ここら一帯には縄文の頃から
人々が暮らしており、その名残でここが聖地になっているのかも
しれないと思いました。。

それにしても、この辺は、聖山が多いです。
その隣が大麻山、その隣が金比羅山です。
どれも聖山と言える山です。
昔々森がありその森と人が共存し暮らしていた地
ということではないかと思います。


まず、香色山に登りましたが、
こんな山に平日の昼間に登る人がやたらと多いのに驚きました。
それほど高い山ではないですが、
私が登って降りてくる間に十数人に遭っています。
何があるのでしょう? この山には。
山の頂上に祠とか神社があるかと期待して登ったのですが、
石像が何体かあるだけでした。

それでも、そこにお賽銭を投げている方が沢山居られるようで
石像の前には賽銭箱がなく賽銭が散乱してました。


善通寺の納経所のおばさまに、
この辺でうどんの美味しいところとして紹介された
『麺族』という店に入ってみました。
ここも営業時間は3時までです。
やはり、香川の人は夕飯にはうどんを食べないのかな?
この店は、四国学院大学という大学の正門前にありました。
かけ小が180円大が260円とリーズナブルです。
大を注文すると、その量の多さにびっくりしました。
なるほど、大学生の胃袋を満たすためのうどん屋です。
どちらかというと、
美味さよりも量を提供することを主眼にしている店でした。

納経所のちょっとお金を持っていそうなお姉さんだったのですが、
私の小汚い姿を見て、
ボリュームがあって、満足しやすい店をということで
紹介してくれたのかもしれません。


そこから、大麻神社に行きました。
パワースポットとしては星が一つも着いて居らず、
神社は社務所もない小さな神社です。
でも私は、名前だけで寄ることを決めました。
丁度、善通寺から金比羅山に行く途中です。

何のことはない神社ですが
やはり、金比羅山と五岳山の間にあって、これを繋げる位置にある山です。
霊性がない訳がありません。


さて、金比羅山、
麓の街に4時過ぎに着いたのですが、
その賑わい方にびっくりしました。
ずーっと、お土産屋など金比羅山に来る観光客を目当てにした店が軒を連ねています。
それだけ、金比羅山に来る参拝客が多いということなのでしょうけれど、
その量の多さにたまげました。

そして、その麓から、本殿までの階段の多さにも、ちょっと驚きました。
ここで、こんなに階段を上ることになるとは思いませんでした。

でもやっぱり、金比羅山、
神社のある山の上は鬱蒼とした大きな木が茂り、
その茂り方が霊山を醸していました。



金比羅山を降りてきたところに、
道後温泉で食べたと同じような濡れ煎の串焼きがやっていたので、
200円のを一つ頂きました。
道後温泉の濡れ煎串焼きのニンニク味はインパクトが強かっただけに
ここのは印象がちょっと弱くなってしまいました。
中でお茶を頂けたので、ついでに
その店の前に並んでいた紫蘇煎餅120円もついでに頂きました。
こちらの方は、意外にもボリュームがあって驚きました。
食べ甲斐があった120円でした。
そこで、金比羅温泉てあるけれど、
日帰りの人が入れる温泉はないかと尋ねると、
何処の旅館でも受け付けているよとのこと、
そういう温泉宿の一軒として、
その店から2軒目にある旅館を紹介して頂きました。「

そこの旅館の温泉は、バスタオル付きで700円でした。
私が入っている間、誰も入って来ず、貸し切り状態でした。
残念ながら、水風呂はなかったですが、
幸い、水道水のシャワーの勢いが良く、
湯船に浸かっては水シャワーを浴びるってことを
繰り返させて頂きました。

この温泉から出ようとした時に、
マフラーが無いことに気づきました。
温泉の脱衣場には何も残っていません。
ということは、金比羅山で落としてきてしまったのでしょうか?
長年使ったお気に入りのフリースのマフラーだったのですが・・・、


そのあと、金比羅の繁華街に出ると、
7時前だというのに、通りが真っ暗になっていました。
本当に昼間の観光客だけを宛にした街だというのがよく分かりました。
それにしても、夜が早い街です。
道後温泉が夜中の9時10時でも店が開いていたのとは対照的です。


その後、再び善通寺市に再び戻って来て、
マクドナルドで日記のテキスト起こしをしました。
マクドナルドにいる間に
二つの野営ポイントをピックアップしておきました。

一つは、すぐ近くの運動公園、
もう一つは、鉢伏ふれあい公園というところです。

明日の朝は、当初の予定にはなかったのですが、
ネットで調べている内に気になり始めた
鉢伏ふれあい公園の近くにある「皇美屋神社」に寄ってから、
予定の76番金倉寺に行くことにしました。
マクドナルドは、2時頃出ました。

そして、善通寺市民体育館に、水道トイレは無いものの
テントを張る必要がない野営ポイントを見つけ
そこをねぐらにしました。


本日の走行距離は、46kmでした。

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Author:ねこって
 世に巣喰う(金融,医療,エネルギー等の)利権を排除し、メディアによる染脳から脱却し、オルタナティブな社会の実現を目指しています。
 キーワード、国民配当(ベーシックインカム)、千島学説、地球環境蘇生運動 

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