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お遍路旅47日目

2月 9日

さすがに、前日は徹夜をしていたので、
甥っ子と二人で酒を飲み、焼き肉を食べている間に眠くなってきて
12時前に、すっと寝付いて、朝6時まで目が覚めませんでした。
今日は、自転車での旅はお休みです。
前日までは意図していた訳でもないのに、
金曜日の夜に彼の家にたどり着き、
彼の休みの日に一緒に過ごせることに感謝です。
これが、どちら側であっても一日ずれていただけで、
こうは成りませんでした。
で、今日は、甥っ子の計らいで、
行きそびれていた有馬温泉に連れて行って頂きました。


と、その前に連れて行って頂いたのが、お寿司屋さんでした。
甥っ子のおごりです。
『無添蔵むてんくら)』というお店に案内されました。
「なーんだ、くら寿司か!」と、入る前はバカにしたのですが、
どうして、どうして、めちゃめちゃヒットなお店でした。
くら寿司というと、寿司が105円で食べられる安い店、
という印象しかありませんでしたが、
この『無添蔵』では、素材にこだわり、ちょっと高いけれど、
高級寿司店でもなかなか味わえないようなすごネタを
とても安く提供してくれていました。
その、ネタの良さにはびっくりしました。
握り方は、少々ヘタクソで、ぱらっとはいかず、
硬い握りになっていましたが、ネタの良さは抜群でした。
それを一皿200円300円で頂けるというのにはびっくりしました。
トロ、ウニ、甘エビ、穴子、サーモン、などなど、12皿頂き、
その他に、アサリのみそ汁、土瓶蒸しと、大々満足の昼飯になりました。


有馬温泉では、
銀の湯に入って来ました。
さすがに日曜日です。とても混でいました。
そもそも、金の湯、銀の湯は有名ですが、とても小さな施設です。
その、狭い風呂に、沢山の人が押しかけて来ていて、
おそらく、2月というのは、観光シーズンではないと思うのですが、
数少ないリーズナブルな日帰り温泉ということで
特別なにかがあるという訳でもないのに、
芋を洗うような混み方をしていました。

特に目立ったのが、ザックを背負って訪れるお客さんでした。
どうやら、六甲山登山の帰りに温泉に寄って
汗を流して帰る方が多くいらっしゃるようです。

温泉に入った後、
温泉神社を参拝させて頂きました。
そこに、「日本最古の温泉」との記述がありました。
あれ? これってどこかで読んだな。
と思って思い返してみると、
それは道後温泉でした。
しかも、どちらも、小彦名之命が絡んでいます。
そのことから、歴史はどっちもどっちという感じだと思われます。


この小彦名之命様、
私には、小人症だったのではないかという気がしています。
けっこう、小人症の人って、元気な方が多く、
踊ったり、飛び跳ねたりが得意な方が多いような気がします。
そのことから、道後温泉の「玉の石」の伝説が目に浮かびます。

また、一言主命は、大国主尊が最も愛した息子と言われていますが、
神話にはあまり登場しない人物のようです。
そもそも何故「一言主」と呼ばれるようになったかと言えば、
一言を発するのが遅かったことに拠るとの言い伝えがあり、
何となく、自閉症だったイメージが私にはあります。

日本の神話には、こうして現代では、排除されかねない方が
神様として登場することに
私は安堵感を抱いたりします。
何故かといえば、誰でも神に成り得ると思うからです。

特に、小彦名命は、
その小さな身体で目一杯跳んだり跳ねたりして自分を表現し、
多くの人に愛されたのではないかと想像します。

そこには現代の価値観とは違う世界があって、
価値観の多様性を赦す土壌があるように感じます。


帰りは、神戸の高級住宅街芦屋で二軒のケーキ屋さんに寄りました。
ひとつは、Poche du Reve 芦屋 (ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋)

ここでは、行った時(たぶん4時頃)に
チョコレート系のケーキが丁度二つだけ残っており、
有無なくその二つを買わせて頂きました。
マンジャリと、アールグレイショコラ、どちらも480円と、
私には超高級なケーキでした。

もう一つは、
パスティッチェリア・アマレーナ (PASTICCERIA amarena)
こちらは、喫茶店もあり、店内でコーヒーと、ケーキを頂きました。


私が黒門市場でふぐを買ってきて、
ちり鍋をしようと話していたところ、
安く新鮮で美味しいお魚が買えるところがあるとして、
紹介して連れて行って貰ったのが
「堺中央総合卸売市場」というところです。
卸売市場という名前がついていますが、実際には小売店の集合体です。
そこで、ふぐよりもクエの方が美味しいらしいという話を
甥っ子から聞き、その幻の魚クエをその市場で探してみましたが、
当然そんなものはありません。
で、買ってきたのは1kgもののトラフグの切り身でした。

それにしても、それが、3,900円とはめちゃめちゃ安いと、
当初は喜びました。
黒門市場では一番安いふぐでも7,000円8,000円していましたから、
その半額です。
ところが、ところがです。
様々な野菜、キノコを仕入れて、家に帰ってきて鍋にしたのですが、
煮込んでも、煮込んでも、ちっともふぐの味がしてきません。
ふぐそのものを食べても、やっぱりふぐの味がしません。

それで、甥っ子がネットで調べると、
ふぐは、1.2kg以上のものでないと、
骨の中ゼラチン質がつかないので、旨味がないとのことでした。

ふぐなんてもの、信州人の私にとってはそうそう食べるものではありません。
ふぐは、料亭で何度か食べたことがあったので、
ふぐの味というのは知っています。
でもまさか、そんな落とし穴があるとは知りませんでした。
甥っ子との過ごした時間の中で
このことだけがなんだか残念なことになってしまいました。
でも、これも経験です。
こういうことがなければ知らないままだったことでした。


今日は、甥っ子に案内されて、あちこち歩き回り、
温泉に浸かり、高級寿司、高級ケーキを頂き、てっちりと、
贅沢にも楽しい時間を過ごさせて頂きました。


甥っ子からは人生相談をされ、
石橋を叩いて何もやらなかったことを後悔する人生よりも
チャレンジして失敗を繰り返しても
諦めない人生を選ぶことを勧めてきました。
それが、生きている間にどうかではなく、
死んだ後、振り返って納得できる人生だろうと思ったからです。

たぶん、私の父、彼のじいちゃんに相談したなら、
必ず、今の職場を捨てず、安全安心な人生を歩みなさいと
アドバイスしたことでしょう。

でも、人生を振り返って、
諦めたことを後悔する人生と、
チャレンジして失敗することを後悔する人生と
どちらが納得できるのか、
ということだと思います。

多くの人は、災いのない、安全安心な人生を
望んでいたりするのかもしれませんが、
私には、まったくチャレンジのなかった人生は、
振り返った時にとてもつまらなかった人生と
映るのではないかと思っています。


私の場合には、将にチャレンジしては失敗し続ける
という人生を送っているのですが、
未だに人生そのものを捨てた訳ではないし、
いろいろな怖れを抱きながらも、
これからも、チャレンジし続ける人生を
歩んでいくことになるんだろうと思います。
そして、その人生を評価するのは
死んだ後の話だと思っています。

そして、死ぬまでチャレンジし続け、人生を満喫した時、
心から生きてきたことを喜べるのだと思います。


人生ってやっぱり、
ほんの短な旅でもそうですが、
楽したことよりも、
苦しみ、辛い思いを乗り越えたことの方が
後々印象に残ります。

平穏無事ばかり選んでいたのでは、
後で振り返った時に、何をやったのか思い出すのが困難になるでしょう。
逆に、様々な苦しみを乗り越えてチャレンジし続けて
山あり谷ありの人生であったとしたら、
死んでから、振り返った時、その人生はきっと強く印象に残り、
充実した人生だったと思えるのではないかと私は考えます。


結局、そんなことを甥っ子にアドバイスしながら、
自分自身に言い聞かせて居たのかもしれません。




本日の走行距離は、8kmでした。
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テーマ : 自転車旅行
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Author:ねこって
 世に巣喰う(金融,医療,エネルギー等の)利権を排除し、メディアによる染脳から脱却し、オルタナティブな社会の実現を目指しています。
 キーワード、国民配当(ベーシックインカム)、千島学説、地球環境蘇生運動 

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