スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

お遍路旅50日目

2月 12日

何羽ものコケコッコーの声に5時頃には目が覚めました。
その頃、脇を人が通り抜けたので、山門が開けられたとは思いましたが、
さすがに2時間しかねてない状態では起きる気になれません。
6時半頃までそのままぐずぐずしてました。
片づけるのは寝袋だけだったので、
起きたら片づけなんかすぐに終わって、
30分掛からず、出発の準備ができると思っていました。
ところが、昨日、後ろの荷台と、後輪が擦れるなんてことがあったので、
それは、早めに処置しておかなければと思い、
何が起こっているのか、リアのサイドバックを二つとも外してみると、
リアキャリアのボルトが一本飛んで無くなっていました。
とりあえず、小さなボルトとナットがあったので、
応急処置でそのボルトとナットで留めておきました。

そんなことをやっていたら、
起きてからすぐに小一時間も掛かってしまいました。

石上神社の下働きの方にお礼を言って、
そのときに、なにか、鶏と石上神社は何か関係が在るのかと伺うと、
30年ほど前に、神社の境内が寂しかったので飼い始めたようだとのこと、
ただそれだけ?
何か、謂われがあるのかと期待した私でしたが、がっかりでした。
それにしても、雄鳥しか居ないようで、
賑やかなのは良いですが、
私は有精卵をひとつ頂けるかと、期待したりもしたのですが・・・、
うーん。


石上神社って、私は知らなかったのですが、
伊勢神宮と共に日本書紀に記されているという
とても古い神社だったんですね。
驚きました。
とすれば、もっと、重要度が高い神社として
扱われていてもおかしくないのですが、
石上神社は長いこと本殿を建てず、権威付けして来なかったのに対し、
伊勢神宮は、24年ごとに本殿を遷宮し、
うまく権威付けしてきたという違いでしょうか?

多くの普通の人たちには、気なんてものは見えないし、分からないので、
社殿という大きなものがあることで、
その権威で判断することになるのでしょう。


そこからミク友に会いに奈良市内に向かいました。
途中で和爾下(わにした)神社という神社の入り口が気になって入ってみました。
裏側に古墳を抱えており、大きな森が控えています。
大陸から採鉱、金属精練を伝えたワニ氏との関係があるようです。
ネットで検索したパワースポットの中には
挙げられていなかった神社だったと思いますが、なかなかの神社です。
後ろに古墳があり、そのことで林が守られ、
自然の気を保っているのだとおもいます。


奈良に入って感じるのは、
神社が何処も、ある程度、林を残しているということです。
これは、神戸、大阪と大きく違います。

そのために、神社の霊性が保たれて居るのを私は感じます。
私的印象では、神社を祀った当初はそこに高い気があり、
霊性が高かったとしても、そこにあった木々を切り倒し、
人の目に畏怖を抱くような立派な神社を建てた時点で、
その地はいやしろ(礼代)地ではなく、
気枯れ地(汚れ地)になっていると私には思えています。


自然の気の中でも、森、樹木の発する気には
命をはぐくむエネルギーがあります。
現代の物理学ではマイナスイオンというものを否定していますが、
それは、現代の物理学では測定できないというだけで、
必ずそれはあります。
その、気の高い場所(代→「城」)が、神が降りてくる場所であり、
癒しを生む場所であり、
それによって、尊び、敬い、礼を持って接すべき場所となり、
『いやしろ(礼代)』という言い方になったと理解しています。

『社』『祠』が建てられる場というのは、そういう場であり、
『社』『祠』からその気が発している訳ではありません。
あくまでもそれは、当初に措いては、
その土地がそういう気を発している処だというマーキングの為に
建てたに過ぎなかったはずなのです。

ところがそれはいつしか、その気を発しているその場よりも、
その『社』『祠』の方が大事にされるようになり、
それを、権威化して、人に畏怖を与える道具として、
人を引き寄せる道具として使い始めた結果が、
その周辺にあった森の木々を切り倒し、造成し、その場を汚して、
立派な建物を建造した神社仏閣の正体だと私は思い、見ています。

そして、神戸、大阪では、徹底してそれをやってしまったために、
私の目に映ったのは、
神社は自然の気によって神が降りてくるという場所ではなくなっていて、
ただ、人の願望、欲望といった思念のエネルギーが渦巻く場となっていた
という現象を見てきました。

でも、奈良では、森とは言えないまでも、
それぞれの神社の周りに林は残していて、
まだ、神が降りて来られそうな環境を少しは残していることで
人々の気も神戸大阪に比べれば、
穏やかになっているのを感じました。



今回お会いするミク友さん、
私はミクシーを始めて8年目になりますが、
そのかなり早い時期から私の日記に
度々コメントを書いて下さる数少ない方です。

ミクシーで知り合った方の中で、
初めてOFFLINEで会う方となりました。
長きに渡って係わって下さっている方なので、
私には身近な方となっていて、
酒でも飲み交わせるかとも期待していたのですが、
どうもそこまでの距離ではなかったようです。

私の文章には、興味は持っても、
「ちょっと距離を取っておきたい人物」
ということになるのかもしれないと、改めて考えました。

と言って、
私はこういう文章の書き方しかできないし、
私が興味を抱いていることしか書けません。
これからも、遠巻きに、皆さんに見守られながら、
日々の生活の中で、ネットの中で見つけたことに対して、
自分の意見や想いを綴って行くことになるのだろうと思います。

遠巻きであったにしても、
私が書いていることに興味、関心を抱き、
こうして読みに来て下さっていることに、
とても、感謝しています。

皆さんの、訪問や、イイねや、コメントに勇気を頂きつつ、
これからも自分の見てきたこと見つけてきたことに、
自分の考えや、想いを織り交ぜつつ、書き綴っていきたいと思います。


その後、
それほど腹が減っている訳ではないですが、
丁度昼時です。
甥っ子に紹介されていたもう一つの奈良市内のラーメン屋に行ってみました。
無鉄砲ラーメンがむしゃらというお店、
http://tabelog.com/nara/A2902/A290202/29001411/
かなり有名なチェーン店の屋台から始めた最初の店のようです。

確かに美味しかったです。
豚骨のこってりしたラーメンは、
最後に来ると、モツの油で気持ち悪くなってきたりするのですが、
私は、チャーシュー麺にしたにもかかわらず、
このラーメンではそれがありませんでした。
とても、うまいラーメンだと思いました。
あと、注文をひとつ付けるとしたら、
麺のつゆは、せっかくのこってりのラーメンなので
すぐには飲めないほど熱々にしておいてもらえると良かったな。
特に、この冬場は、そういうラーメンが私は食べたいです。


その後、伺ったのは春日大社です。
とても敷地が広く、東大寺、奈良公園、興福寺を含め、
広く緑の林が残るこの地は、
人の後を着いて歩く鹿さんを見るまでもなく、
とても長閑です。

確かに、社殿は立派ですが、
それは、春日神社の権威付けの為のものでしかありません。
一応、敬意を表しお参りをしますが、
私にはそれほど重要なものに思えていません。

私の興味を惹いたのは、多くの参拝者がただ通り過ぎてしまう
南門の前の柵がされ、ちょっとだけ頭を出している
『出現石』と呼ばれる石でした。

説明文には、
「この石は、太古の昔、神様の憑代として祀られた「磐座(いわくら)」
或いは赤童子(春日若宮御祭神)がこのところにより現れたといわれる」
なんのことはない、
これこそが、春日大社の神様が降りてきた場所ではないですか!!
本来ならば、ここを囲んで
本殿が造られていなければならないと思うのですが、
なんということでしょう。

ほとんどの参拝者は権威付けのために建てられた本殿にお参りして
ありがたがって、
本来、一番の中心であるべきものに目もくれずに
立ち去って行きます。
なんとも、おかしな光景です。


見るべきもの、会うべきものがないと思っていた春日大社でしたが、
本来の春日大社の中心は別の処にあったことで
私の中で「春日若宮御祭神」の格が少し上がりました。
こういうものにきちんと向き合えてしまう私って、
やっぱり導かれて旅ができているという気がします。
人には敬遠されやすい私かもしれませんが、
「春日若宮御祭神」様には招かれていたという気がします。
ありがとうございました。


実は、高野山から下りてきた当たりから、
自転車の変速機の前側のギアの内、
中央のギアにチェーンを噛ませたときに、力を入れて踏み込むと、
ガタガタガタと、チェーンが外れ、
自転車を前に進めることができなくなっていました。

中央のひとつのギアだけなので、
何とか、低段、高段のギアで代用ができていますが、
このまま調子が悪いまま走り続けるのは、
精神的に良くありません。
どうせ修理しなくてはならないなら、
都市部にいる間に、良い修理屋さんを見つけ、
修理してしまうのが利口です。

ということで、春日大社をでたところでネットで検索し、
奈良京都で三つのスポーツサイクル専門店をピックアップしました。
一軒は14km戻った、大和郡山市にありました。
もう一軒は、大阪方面の生駒市、距離は12kmほどあります。
さらに、京都の鞍馬山に行く途中に一軒
奈良市にないのかよ!と思いながら、
まあ、一日ぐらい今のまま走っても問題にならないということで、
その京都の店に行くことにしたのですが、
調べると、
京都のその店は明日は2時を過ぎないと開店しないと
HPに書いてあります。
鞍馬山から下りてくればそんな時間になるかなとは思ったものの、

生駒市の店の名が「シルクロード」という
カイラス山に向かう道の隣の街道であり、
世界を旅することを意識させる店の名前だったことから
まず、今日やっているかどうか、何時までやっているのか
確認してからと、電話してみました。
すると、今日は8時まで営業しているということで、
電話した時点では3時だったので、
4時前には店に入り、3時間修理に掛かったとしても
余裕で今日の内に修理できると考え、
そこに行って修理して貰うことにしました。

そこまで行く道、奈良市の宝来インターまでは良かったのですが、
そこで行く道を確認していたにもかかわらず、
南生駒方面に進んでしまい、
そこから東生駒に戻り、さんざん迷いながら生駒市に入りました。
生駒市に入って、店の近くに行っても、閑散とした住宅街で、
とてもサイクルスポーツの専門店があるような場所にも思えないし、
見あたりません。
東生駒当たりからは雨になっていて、
その雨の中で、再度ネットにアクセスして地名を確認して、
ナビに入れ直すなんてことをしながら、
ほぼ2時間掛けて、その店に行き着きました。
サイクルショップシルクロード
奈良県生駒市真弓2丁目4-10
http://www.srbike.jp/

店は、こんな場所で専門店として経営が成り立つのかというような
通りから入った住宅街にありました。
小さなお店です。
とりあえず、HONDAなどのバイクは扱って居ないようなので、
自転車の専門店ではあるよぅだと、安心して、
ずぶ濡れのまま、そのショップの中に自転車を押し込み、
修理をお願いしました。


暫くすると、
「シクロスの大会で2位になってしまった。」と
残念そうに、自転車の細かな部分の修理を依頼に来た方が居りました。
とても、フレンドリーな方で、
今夜の私の泊まり場所を心配して下さり、
四阿、トイレ水道完備の公園という私のリクエストから、
帰りにそこに案内してくれるとまで言って下さいました。
そんな話をしている中で、
店のマスターに、「どうせなら、この店に泊めてあげちゃったら?」
と言うと、マスター
「自分も北海道を旅した時に多くの人の世話になったから。」
と言って、夜間無人になるこの店を
宿営地にして下さることを快諾して下さいました。

このマスターの、気楽さ、気さくさが、
このへんぴな場所にある店が営業できている理由です。
次々に、ここを喫茶店にでも来るようにして
遊びに来る方がいらっしゃいます。

コーヒーは飲み放題、
誰かお客さんがお土産に置いていったお菓子をつまみながら
サイクリングに限らず、スキーの話題から、食の安全の話題まで、
閉店時間が過ぎてもやってくる人が居て、
皆さん思い切り楽しんで帰って行きます。

とてもフレンドリーで、技術的にも、
シビアなトップサイクラーの要望にも応える技量を持った
すごいお店でした。



店に来る人には、Wi-Fiも解放しており、
皆さんがお帰りになられた後は、
一人でゆっくりネットにアクセスし、
日記のアップロードなどをさせて頂きました。

この店のマスターさんは、
泊めた男が何かを盗んでしまうとか、
そういう心配を一切しないところがすごいです。
私は、名前すらも尋ねられませんでした。

私としては、そのご好意にどのように応えたら良いやら考えて、
皆さんが飲んで置いていったコーヒーカップを洗おうかと思ったら、
それは奥さんが洗うからと、持ち帰られてしまった
(すごい量です。50カップぐらいあったような、これ一日分??)ので、
床を掃き掃除した後、拭き掃除、トイレ掃除をやらせて頂きました。



寝場所は、柔らかなソファーに寝袋を敷き、
暖かな部屋で寝ることができました。
見ず知らずの方によるこのようなご好意には、
誠心誠意、頭が下がります。
こういう出会いができたこと、
将に、お導きによると思います。
帰宅してから順番にこういう方々に
私が打った蕎麦を送りたいと思います。
その程度のお礼では足りないほどの
勇気と、寛容さが必要な行為だと思います。
この出会いに感謝いたします。


本日の走行距離は、60kmでした。
スポンサーサイト

テーマ : 自転車旅行
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ねこって

Author:ねこって
 世に巣喰う(金融,医療,エネルギー等の)利権を排除し、メディアによる染脳から脱却し、オルタナティブな社会の実現を目指しています。
 キーワード、国民配当(ベーシックインカム)、千島学説、地球環境蘇生運動 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ご来場
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。