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お遍路旅59日目

2月 21日

多治見市の伯母の家を9時過ぎに出ました。
後は我が家に一路向かうだけ、
のはずでした。
ところが昨夜、伊吹山について調べていたら、
恵那山が、けっこうな霊山だと知って、
恵那神社にお参りしていくことにしました。

本来は、恵那神社は、
「恵那山自体が御神体であった」とのことで
本来は、山頂に本宮があったのを、
山の中腹の前宮を現在は本宮としている。
とのことです。

恵那山は天照大神の胞衣(えな へその緒のこと)を納めた地である。
との謂われで、
そういえば、
人によっては自分が生まれたときのへその緒を
後生大事に持っておられる方もいらっしゃるとか、
その意味を私は分かっていませんが、
そう考えると、かなり意味深です。


いずれにしても、我が家まで150kmほど、
途中、鳥井峠では標高1,000m付近まで登らないとなりません。
無理すれば一日で行き着ける距離かもしれませんが、
夜間は凍結の恐れがあり、
大型トラックの往来の激しい木曾街道で滑ってスッ転んだら
肩を打つ程度では済まず、死ぬ確率が高いです。
たとえ10km増えたからと言って明日着く予定が明後日になる
と言うことも無いことから
恵那神社に参拝していくことにしました。

今回は、山頂まではとても行けないので、
中腹にある現在の本宮へのご挨拶です。


天気予報では暫く天気が続くということで
安心し切って、走っていました。

ところが、中津川に近づくに従い、
木曽の谷の方がなんだか怪しい気配に包まれているのが
目に見えて分かるようになってきました。
中津川から先の、木曽谷方面が、
どう見ても吹雪いているように見えるのです。

中津川までは順調に、50kmを4時間程で走り抜け、
午後1時には辿り着きました。
無理すれば、今日中に我が家に辿り着くのではないかという勢いです。
とはいえ、まずは恵那神社にご挨拶です。
国道19号を外れ、恵那の山の中に入っていきます。
すると、標高300mを超えた当たりから雪がちらつき始め、
道路以外の辺り一面が真っ白になっていきました。
http://www.panoramio.com/photo/86535452
国道363から外れ、
さらに、県道から外れるところ、神社まで残り、約1kmというところでは、
路面の雪が氷になって残っており、砂が撒かれています。
http://www.panoramio.com/photo/86535581
http://www.panoramio.com/photo/86535523
こうなっていては、もう、自転車には乗って行けません。
そこに自転車を置き、歩いて、恵那神社に向かいました。

恵那神社、すごーく森深いところにある神社です。
今回の旅の中で最も森深い神社と言えそうな神社です。
http://www.panoramio.com/photo/86535819
http://www.panoramio.com/photo/86535873

手洗鉢の周辺はガチガチに凍って氷の山になっていたりする程に、
とってーーも寒む~い訳ですが、
森の気の香りが何とも言い尽くしがたい
心地良さを与えてくれます。
こりゃ、まあ、何とも良い場所です。
めちゃめちゃ高い気を発しているパワースポットだと私は思いました。

最後の、最後に、本当に良い場所に来られたと思いました。
これも神様の導きがあったればこそ、
そう思いました。

また、神社の本殿で、私の感謝の意を声を上げて唱えたときの
反響の仕方が又独特で、気持ちを篩わせるものがありました。
わざわざ、あのような音響効果を狙って建ててあったのでしょうか?
とても、不思議な気持ちにして頂きました。



そこから、感謝の思いを抱きながら下ってきて、
変速機のギアを入れ替えた途端、
何故か、後輪のスポークとチェーンが絡まって、
スポークが抜け、後輪のリムをバリッと引き剥いてしまいました。
その辺のスポーク3本が引き千切れています。
http://www.panoramio.com/photo/86535994

これでは危なくて、自転車に乗って走ってなどいられません。
とりあえず、そこに居ても仕方ないので、
そーっと、そーっと、ゆっくりと自転車に跨がり、
幸いにも下り坂、自転車にショックを与えないよう、
国道19号の脇にまでおりてきて、マクドナルドに入りました。

そこで、中津川市内の自転車店を検索しましたが、
まともな自転車屋があるようには思えません。
最も駅に近い自転車屋を目指して行き、
リムを取り寄せて修理して貰えないかと尋ねました。
まるっきりやる気のない自転車屋で、
「リムは取り寄せられない。」
「じゃあ、自転車と荷物を預かっていて貰えないか」とお願いすると、
それもできないと断られ、
その店を後にしました。

やはり、この手の修理は、まともなスポーツサイクル店でないと
やって貰えないのかもしれませんが、
その店が、あまりにも不親切なのにはがっかりしました。

仕方ないので、中津川の駅の周辺で
自転車を預かってくれそうなところを探してみましたが、
そのような店はありませんでした。
そういえば、中津川駅前には、自転車置き場も見えません。
あれ? と思って、観光案内所で、尋ねると、
観光案内所のお姉さんも、自転車置き場さえ何処にあるのか知りません。
坂の多い街なので、自転車そのものがほとんど
使われていないのかもしれませんが、
いくら何でもそりゃないだろ! と思っていると、
その観光案内所のお姉さんの後ろから年配の男性の方が、
そこからガードをググって潜って、駅の裏側に出ると、
自転車置き場があると教えてくれました。

駅の裏側は、これが中津川の駅前かと思う程、
何もありませんでしたが、
屋根がある自転車置き場だけはありました。

その昔、長野県庁の近くで、
後輪がパンクしてそれを外して持ち帰り、
そのまま置いていったとき、
その自転車に着けていたありとあらゆるものが盗まれたことがあります。
中途半端にしておくと、とんでもないことになるので、
今回は、倒れないように固定して、
自転車カバーを被せて、
荷台固定ゴムとガムテープでカバーが舞わないように固定して、
鍵でロックしてきました。
http://www.panoramio.com/photo/86536031

自転車から盗まれて困るものは総て外したので、
持って帰らないとならない荷物の量は半端なく多かったです。
何よりも、自転車にくっ着けていただけなので、まとまりが悪い。

リアバックが二つ、フロントバックが二つ、それにハンドルバック
荷台の上に載せていたエアマット、それに、普段から背負っているザックと、
壊れた修理しなければならない後輪、といった具合です。

最初は分けて二回に持っていこうかと思ったけれど、
おいてきた方は人気がない場所でも、何か心配になり、

まず、ザックを背負い、ハンドルバックをショルダーバック風に肩から提げ、
マットレスを右脇に抱え、右手に重い二つのリアバックを掴み、
左手は、壊れた後輪のスポークが抜けたところから手を通し、
比較的軽いフロントバック二つを掴んで歩きました。

この状態で、続けて歩ける量は200mが精一杯、
何度か休み、駅前ままで行くだけで難儀しました。


駅には6時に着きましたが、
松本まで行く普通列車は8時を過ぎないとありません。
特急だと6:30というのがあります。
乗車券1,890円、自由席特急券1,590円
いずれにしても、松本駅に着いたら、タクシーに乗らないと、
この荷物は持って帰れません。
安いからと、特急運賃をけちって普通列車で帰ると、
松本駅に着くのは10時過ぎとなります。
そうなると、タクシーは夜間料金の2割り増し
それが1,000円まではしないまでも、
2時間分の時間代にはなりそうです。

ということで、貧乏旅行が板に付いている私にとっては柄になく
珍しくも特急に乗り込み、
更には普段は乗ることのないタクシーにも乗って帰ってきました。
おかげで、我が家には9時には帰り着くことができました。


我が家についてびっくりしたことが二つ、
雪が多い! 寒い!
そして、ネズミに荒らされている!!

もうすぐ3月だというのに、その夜の気温はマイナス10℃を下回っていました。
四国では、春の足音が聞こえていたのに、
信州は、1月下旬並みの寒さを2月末になっても堅持していました。
我が家の玄関は北側を向いているのですが、
当然誰も雪かきをしておらず、
タクシーを降りてすぐに、自分の家の玄関の前で滑り転びました。
タクシーが去った後、その玄関の雪を片付けようかと思ったのですが、
ガチガチに凍っていて、雪かきすらできない状態になっていました。

次に、家の中は、そこら中ネズミの糞だらけ、
部屋の中にただ放置していた干し柿と大豆がしっかり食い荒らされ、
その近くの押し入れの口が少し開いていて、
ネズミは押し入れの座布団を置いていた場所が暖かくて気に入ったらしく
そこをねぐらにしていたらしく、そこに干し柿や大豆を引きずり込んで
ネズミの糞とション便まみれ、布団を食いちぎって
猛烈に異臭を発していました。

なんだか、とっても切ない程に悲惨な状態になっていました。


自転車の方は、翌日、いつもの自転車屋に持っていくと、
修理に1週間から10日掛かるとのこと、
慌てずに、天気が続き、道路に雪の心配がなくなったところで、
走ろうと思います。
とはいえ、普通の自転車置き場に置いてきている自転車は心配です。
まあ、信じるしかありません。



ということで、
一日早く、59日目で一旦お遍路旅は終わりとなりました。

当初の予定では40日3,000kmのはずでしたが、
実際には59日4,400km、そして、残り1日と100kmちょっと、
つまり当初の予定から日数も、走行距離も1.5倍掛けてしまいました。


旅の最後の方では、直接的に、メッセージを頂くということは、
全くなくなっておりましたが、
常に、導かれて旅をしているという感覚は、最後までありました。
たとえ、自転車が壊れ走行不能になってしまったとしても、
それは、導かれてのこと、
おそらく、あのまま木曽路に向かっていったとしたら、
この松本、安曇でも、この雪です。
まともに重い荷物を背負ってふらふらと恐怖の木曾街道を走れることは
なかったでしょう。
それをしなくて済むように、計らって貰えた。
そんな気がしてなりません。
しかも、最後には、ちゃんと、恵那神社にはたどり着けるようにしてありました。

これは、導かれているとしか私には考えられません。
『同行二人』
私に憑いている方が弘法大師様なのか誰なのかは分かりません。

でも、私が望んでいることと同じ事を叶えたいと思っている神様達が、
私を必ず応援し、
私の弱い心に勇気を与え、
私の望みを叶えるために応援して下さるって。
信じてみようと思います。



皆様、
私の旅に付き合って下さって、
ありがとうございました。
2月 4日42日目で言われた言葉、


  この巡礼で得たもの、
  それはまだ胎児の状態にある。
  育て、はぐくんでいくかどうか、
  それは、これからの日々の生活の中で
  ここで得たものを生かしていけるかどうかに掛かっている。
  そうだ! 育て、活かすのだ。
  君は、その決意をしますか?


「その決意をし続けて生きていかなければならない。」
それが私のこれからの仕事です。
今の仕事です。
最大の仕事です。


未来に起こることを信じて飛び込み続けるか、
諦めるか、どちらを選ぶんですか?

そう、問い続けられるのでしょう。

そして、その度に、
『未来に起こることを信じます!』って
言い続けるんです。

それが私の最大の仕事です。



そのことを確かめるために、
もう既に次の旅の準備をしています。

今度は、バリ島です。

バリ島の神様に会ってきます。
どんな顔をして、迎えてくれるか、
楽しみにしています。



そうだよ。
ネズミだって神様なんだから、
ネズミさんの視点からの世界だってあるんだよって、
言っている。
まいったなー。
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テーマ : 自転車旅行
ジャンル : 旅行

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プロフィール

ねこって

Author:ねこって
 世に巣喰う(金融,医療,エネルギー等の)利権を排除し、メディアによる染脳から脱却し、オルタナティブな社会の実現を目指しています。
 キーワード、国民配当(ベーシックインカム)、千島学説、地球環境蘇生運動 

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